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カテゴリ:日常の1コマ
先週のこと。 児童館から帰ってきたツンが、お菓子を手にしていた。 は「そのお菓子、どうしたの?」 ツ「Sがかってくれたの~。」 は「Sくんが『買ってあげるよ。』って買ってくれたの?」 ツ「そ。こうえんのところであそんでたら、Sがだがしやさんでおやつかうっていうからぁ。 つんのもいいよってかってくれた。」 は「それ、いくらしたかわかる?」 ツ「さんじゅ~えん。」
Sくんは、今は別のクラスだけど、1・2年は同じクラスだった男の子。 時々、近所の公園で一緒に遊んだりしている様子。 ツンにはお小遣いは持たせてないから、きっと気前良く買ってくれたんだろう。 気持ちはとてもありがたいけど、3年生でお金が絡んだやり取り(おごる・貸し借り)は まだ早いと思う。 それに、ツンが「お金がない時は、お友達に買ってもらえばいい。」なんて思うようになっては困る。 すぐに30円を持たせて、ツンに返しに行かせたけど、その時はSくんに会えず。 夕方、Sくんのおウチに電話をして、ツンに返しに行かせた。
帰ってきたツンに、もう一度言い聞かせる。 は「ツンがお金を持っていない時は、お友達が『買ってあげるよ。』って言ってくれても、 買ってもらわないんだよ。勿論、『買って~。』ってお願いするのもだめ。 お友達の大事なお小遣いなんだから。」 ツ「わかった~。」 は「一緒にお店に行くと、いろいろ欲しくなっちゃうでしょ?だから、一緒にお店に行かない。 お友達がお店に行ってる間は、『ぼくはここにいるね。』って待ってなさい。」 ツ「わかった~。」 と、ここでちょっと意地悪な気持ちになった母。 は「ねぇ、もしも逆に、ツンはお小遣いを持ってて、お友達はお小遣いを持ってなかった。 お友達が『ツン~。ぼくのお菓子も買ってよ。』って言ったらどうする?」 ツ「だめ~。かってあげない。」 は「え~っ。いいじゃん。1つだけだからさ、買ってよ。」<すっかり友達気分。(笑) ツ「だめ~。おかあさんにかってもらいなさい。」 は「お願いだからさ、買ってよ~。」 ツ「だめだめ、ぜぇったいだめ。」<こういう律儀すぎるところ、あるのよね~。 は「そう、ダメなんだよね。でもね、そういう時は、『ぼくが買ったの少しあげるよ。一緒に食べよう、』 って言えばいいんだよ。」 ツ「そっかぁ~。」
今日は、学芸会の振り替えで学校はお休み。 家にいるとずっとパソコンでゲームをしているので、「児童館で遊んできたら?」とツンに言うと、 「そうだね。あそんできま~すっ。」と、出かけていった。 いつもは持って行かないおやつを「やっぱり・・・もっていこうかな。」とリュックに入れて。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/11/19 03:54:00 PM
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