先週、個人面談があった。
ツンの担任は、2年生の時に隣のクラス担任だった先生。
3年生に進級した時、ツンの障害については話をしている。
まず、先生から出た言葉は、
先「先日、ツンくんがちょっと泣いちゃったことがありました。
社会のテストを皆に返して見直しをする時だったんですけど、そのテストは、ツンくんが
通級に行ってる時にやったものだったんです。
だから、当然ツンくんのテスト用紙はなかったんですけど、私もうっかりしてまして・・・。
配り終わって『皆自分のあるね~?』って声をかけて、見直しをしようとした時、
『先生~、ツンが泣きそうになってるよ~。』ってお友達が知らせてくれたんです。
それで、『あっ、ごめんごめん。』って。
ちょっとウルウルってなっただけで、用紙を渡したらすぐ立ち直ってくれました。その辺は
素晴らしいですね。
通級に行く時(週1午後)も、自分でちゃんと仕度ができますし。
連絡帳やプリントなんかも、私が忘れていると『せんせい、ないよっ。』って、ちゃんと
言いに来ることができます。」
母「通級の仕度ですとか、何時にこれ、この後はこれというように、決まっているもの、自分が
どうしなければいけないってわかっている事は、きちんと出来ます。
ただ、先程のテスト用紙のように『皆はあるのに自分だけない』みたいな、そういう予想が
出来ない事に関しては、パニック(ツンの場合泣いちゃうこと)があります。」
担「そういう予想外の出来事で『自分が困っている時に、自分から手を挙げるとか、言える』ように
なってくれると良いですね。」
仰るとおりです。
その時先生に知らせてくれたお友達、ありがとう~。(感謝)
担「学習面では、『考える・自分の考えをまとめる』ということがちょっと弱いかな~。
それでも、クラス全体から見ると、平均くらいの力は持っていますし。
国語では、漢字テストで最初64点だったのが、次のテストでは90点取れていますし。
そういうふうに、繰り返し学習しながら力をつけていくのかな~って思います。
ただ、文法的な言い回し、例えば『きっと』とくれば『・・・だろう』とか『かもしれない』が
くる、といったようなことが、まだ充分に理解出来ていないところがあります。
読み聞かせも是非続けていってください。
算数も、計算は大丈夫ですね。」
漢字テストは、その64点の答案を持ち帰った時、
「おかあさん、すごい(悪い)てんだからね。」と、言っていたツン。
自分で見直しもしていたようだけど、やっぱり同じ漢字を間違えていた。
算数は、計算問題は自信を持っているみたい。
けれど、正方形・長方形の図形ではかなり苦しんだ。(ツンも、教える母も。汗)
担「お友達との関係も、皆でじゃれあったりしていますし、関係は良いみたいですね。
ただ、周囲に比べると『幼い』印象があります。
3年生になりますと、女の子はもう殆ど精神的に成長していますし、男の子もクラスの
半分くらいは成長していますね。まだ幼い子もいますけど・・・。
ツンくんは、元気があって良いんですけど、いつまでも『ウルトラマン、やーっ。』では、
『なにやってるの?』って浮いてしまうことがあるかもしれません。
今後、周囲の状況を見て、『今ここでウルトラマンをやると変だぞ。』とか『今はしないで
おこう。』といったように『周囲を見て気付く・出来る』ように、そして『周りが見える』
ようになっていってほしいです。
国語の文法的なことも含めて、その辺を、4年生になってからも引き続き通級で見ていって
もらえるとよろしいかと思います。」
ツンはここ1年、ウルトラマンにハマッている。
フィギュア・DVDはもちろん、ウルトラ兄弟・怪獣系の本も持っている。
更に、音読カードの保護者印の所には、ツンのリクエストで『ウルトラ怪獣』を毎日母が
描いているのである。(←結構大変)
学習面は、繰り返し繰り返しやっていくほかないよね~。
けど、精神的な面はどうすればいいんだろう??
周囲の状況を見て判断する・・・一番ツンにとって難しいことだし。
未だに『抱っこ大王様』で、やっとアンパンマンとトーマスは卒業したけどアニメが好きで、
「そんなことしていると変に思われるよ。」と言うと、
「ぼくは、そうはおもわない。へんじゃない。」と言い切ってしまうツン。
大人への道程は長い・・・。