みかん日和。

３ヶ月に１度の富山通院。
今回は３連休にあわせて、旅行に出る。

行程は、初日、病院から
宇奈月温泉を目指し、そこで宿泊。
翌日、トロッコ列車に乗り、欅平を散策し、
そこから金沢を経て、
加賀温泉へ。

はてさて、ハードだぞ。

なぜ加賀温泉なのか？
それは、懸賞で、母が宿泊券を当てたから。
本来なら、宇奈月だけ行って帰る予定が、
加賀温泉追加。
なんとも、ハードになったわけである。

そしてやはり気になるのが、
うまいものに当たるのか！？と言う不安。
母と旅に出ると、強引に主導権を握らない以上、
うまいものを食べられらないのである。

勝負だ、母よ！

先ず、富山に降り立つと、
なぜかチンドン屋さんが・・・・。
富山と言うとチンドンフェスティバルと言う、
チンドン屋コンクールがあったりするのだが、
ナマチンドンを見るのは初めて。
うれしいので写真。
「富山薬フェア」と言うイベントの宣伝に来ているらしい。



富山の薬売りも、こっそり、歩いてるし。
楽しいなぁ・・・。
しかし、私は病院に行く為に
富山に来たわけで、チンドン屋を見物していてはいけないのだと、
奮起して、バスに乗る。

病院に行くと、いつになく込んでいる。
遊びに行きたいのになぁ・・・
どうやら、薬を調剤する学生さんの実習が入っているかららしい。
いつものようには行かない。
バスの本数が少ない時間だったので、
がっくり。
薬ができた後、しばらく無為に過ごす。

昼食が食べられなくなる危険性を感じるので、
ひとまず、スターバックスで、
サンドイッチを購入。
母はボックスサンド、
私は枝豆サンドを選択。

物足りない気分だが、仕方ないのである。
病院の食堂は、高いくせにまずいのだ。
売店の弁当も、５００円以上の値段設定が主流。
許しがたし。
時間があれば、富山で食べるべし。

富山駅に戻る。
そして、朝、出会ったイベント宣伝をちゃっかり覚えていた私、
イベント会場に向かう。



入り口でくじを引く。
３等、チラシとうちわと紙風船。
２等、チラシとうちわと売薬を入れる箱
１等、チラシとうちわと売薬を入れる印籠

きっぱり、どれもほしくないぞ。
しいて言うなら、箱がかわいい。

母は、スカ。
私は１等。印籠をもらう。
・・・・喜んでいいのだろうか？
こんなところでくじ運を使ってよいのか、ワシよ！

しかし、くれると言うのだからもらえと言う母の声にしたがって、いただくことにする。



ケロリンやら何やら、小袋に入った薬がいっぱい、
テーマごとに分類。
男女テーマの「出会い茶屋」なんて、看板が上がっていたりで・・・。
ネーミングセンスが珍妙。
いいのか、それで！

富山の医薬は有名だが、それを学ぶ高校生もいるらしい。
特性があって面白い。
デザイン系の高校生の医薬品ポスターの展示もあったのだが、
知っているものもあり。
「プロ」だと思ってた・・・。
すごいぞ、富山。
学生のパワーも有効活用している。
産学協同でいろんなことをしている。見習え、大阪！

薬メーカーの方と話をしていると、
大阪はどうやら、ライバルらしい。
薬メーカーが多い。しかも大きい。
うちの地元にも何軒かある。
なるほど、ライバルだな。



富山の薬売りのおじさんがくれた、お土産のポスター。
こんなもんくれたら、おじさん、大好きになっちゃうぞ。

今日の夕食。
クリームパン。

・・・いい。
寂しい夕食だけど。