みかん日和。

旅の最終日。
加賀の町を山方向、海方向に回る、
キャンバスとやらに乗ることにする。

加賀の町、水曜日が休みの施設がとても多いのである。
なるほど、観光客は、少ないかな？
・・・木曜日にしてください、と私は思ってしまったのだが、
別の職種の人は、これまた、別の日の休みがよかったりするだろうし。

とにもかくにも、行きたい施設がほとんどお休みという恐ろしい状況。
海に賭けるか、
山に賭けるか？

バス乗り場にいたおじさんにどこかいいところと聞いてみると、
「那谷寺」の名前が挙がる。
ずばり、山側のバスだ。
目の前に止まっているのも山側。
よし、と思い切って飛び乗る。

バスに乗り、話を聞くと、
海側バスだからといって、海岸線を走るわけではない。
海は、２～３分、見える程度、だそうな。

よしよし。山でよろしい。

で、那谷寺である。
なんとも立派なＨＰをお持ちなのだなぁと、
帰宅して拝見して驚き。
はいはい。
奇岩遊仙境・・・・
登れるものなら登って見やがれ、見たいな風情の岩山。



きっぱり、ご遠慮つかまつる。
というわけで、平地だけ見て回る。
売店というか、寺務所前を通ると、
マシンガン・セールス・トーク炸裂。
拝観者が通り過ぎても語り続ける、
セールスボイスが追いかけてくる。
こわいよぉぉ！
買わなきゃ罰が当たるぞ～～みたいな勢いがあり怖かった。

その後、体験工房がたくさんある、
ゆのくにの森

愛想のないおっさんに迎えられ、
見て回る。
体験してもいいぞ、と思っていたのだが・・・・・
はっきり言って、お高い。
あの内容で、それはないだろう？
と思ったので却下。
１０００円をお手軽とは思えなかったので。
どら焼体験。
１０５０円なのだが、
うまくすれば、４個取れます、と来た。
４個どら焼を作るのに１０５０円。
１５０円で売ってるのに。
せめて５個だろう。

楽しいし、美味しさが違います、って言われても、
はい、そうですか、と言えない自分が、微妙に悲しい。
旅人になりきってないぞ！

今度、自分で作りますともさ。

後は、酒蔵見物でフィニッシュ。
バスの便がたくさんないので、
それほど、たくさん見られなかった。
ガラス美術館や、自動車博物館など、
気になる施設がなかったわけでもないのだが・・・。

１５時過ぎの雷鳥に乗って帰ることに決定。
駅前平和堂に行き、昼食を仕入れ、駅に向かう。

気になる野菜、金時草（きんじそう）を入手。
本当は、加賀野菜、もっと食べてみたかったのだが、
コレと、サツマイモしか発見できなかった。
へた紫なすがいい感じだったので、買って行きたかったのだが。

金時草、香りが少しあって、なかなか。
我が家へのお土産は、これと、麩。






ペーパーわんこもお疲れ様！


今日の夕食。
さんま。
かぼちゃの煮物。
白菜とハムのミルク煮。


カメムシが、室内に侵入していた。
椅子をさわったら、ちょうどそこにいたみたいで、
ぶほっ！っと放屁された。
その瞬間を見てしまった。
くさい。
くさいぞ！！
・・・まだ、くさいです、左手親指。