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みかん日和。

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2008年01月06日
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カテゴリ:読書

「ホームレス中学生」

ホームレス中学生 


出版当時から、タイトルのインパクトに度肝を抜かれていた。
麒麟という漫才コンビの田村さんという方が著されたとのこと。
・・・知らない。
麒麟ってなに?漢字は覚えたら書けそうだけど、知らないぞ、麒麟。
と頓珍漢なことを言っていたら、
なんと母は知っていた。
私は、お笑いワールドに疎いのである。
母が、お笑いを嫌うので見なくなり、
すっかり、遠ざかってしまい、
たまに見ても笑えない、そんな状況。
だから、麒麟を知るはずもない・・・・
が、母は知っていた、ってのが、新鮮な驚き。

小島よしおさん?あの方も、水着を着て暴れていなければ、
認識できない自身があるのである。きっぱり。

で、知らない田村さんの著作である。
先入観も何もなく読むことができ、よかったのか悪かったのかは、謎。

本人の言うとおり、つたない文章であり、
イマドキ、もっと上手に書ける人はたくさんいるだろう。
ホームレス生活に至る経緯など、
よくわからなかったり、
生活の苦労が意外とさらりと流されていたり、
私の思う展開ではなかった。
だからといって、がっかりしたというわけではなく、
正直な語りに、田村さんの人柄を感じた。
知らない人だけど。
見たことのない人だけど、きっと、やさしい正直な人なんだろうと思った。
彼の母に対する依存の仕方が、
私の母に対する態度と重なり、
不覚にも、ぐっと来た。

布団に入ってから、思い起こし、
つらかっただろうなぁ・・・・と。
いかんいかん・・・。

ホームレスになった中学生の冒険譚などと思って読むと、
えらい目に遭うのである。

彼ら兄弟が人情味あふれる大人たちに助けられて、
自らも努力しながら、生きていく姿、
時におかしく、悲しく・・・
悪いことばかりじゃないんだよな、って思える、
そんな本。

田村さん、アナタは不運だったかもしれないけど、
不幸じゃなかったと思う。
つらい思いもしたけれど、耐えることができた。
お母さんのおかげだし、
兄姉のおかげ。そして、友達や、大人たちのおかげ。
素直に感謝できるあなたのような人に私もなりたいです。はい。

仕事を二日こなす。
二の腕と太ももがぱちぱち。
痛いです、重いです。
お客様は神様なので、たくさんきてくれてうれしいのですが、
さすがに、正月明けはなまっているのでつろうございました。

眠気覚ましに、書いてみるかと思ったのだが、
眠気も覚めない。
というわけで、寝るべし。






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最終更新日  2008年01月06日 13時10分57秒
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