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みかん日和。

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2008年05月05日
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カテゴリ:気になるもの

京都国立博物館、前回、狩野永徳を見に行った。

そのときから、絶対見るべしと心に決めていた、
「暁斎 kyosai」
この春、広報を目にして、
そのキャッチコピー、
「泣きたくなるほど、おもしろい」
を目にする。
正直、なんだ??みたいなイメージ。

暁斎

京都国立博物館本館 暁斎

暁斎は、怪しげな世界ばっかりじゃないだろ?
確かに奇想天外ワールド、好きだし、
お見事な描きっぷりだし・・・・・

まぁ、泣かせてもらおうやないか?
(怖がらせてみろや?)みたいな、勢いで、出かける。

朝一番、開館前に到着。
もうすでに列は出来ている。

開館と同時に展示室二つ分は長蛇の列&人だかり。
係員が、前の方の展示室に進んでそこから見るべし!
と言うので、二つばかし部屋を飛ばす。
そこから先はまぁ、ゆっくり見た。

確かに、泣きたくなるくらいに、おもしろい。
というのも、彼の画の幅の広いこと。
漫画を描いたかと思うと、狩野派な絵を書き、
またもや、浮世絵を描いたかと思いきや、
あまりにも美しい仏画を描く。
彼のさらりとしたタッチで描いた美人画は、
あまりにも表情が豊かで美しい。
京博のHPにもでているので見て欲しい。
本当にかわいいのだ。
表情がいい。
どの絵にもいえることなのだが、
表情がいいのだ。
怒っていたり、笑っていたり・・・。
デカデカ仏画があって、
観音様が龍を従えているのだが、
この龍のニヒルな微笑が何ともいえないのである。
狩野タッチな龍なのだが、きっぱり、暁斎ワールドなのである。
泣くぞ、泣いちゃうぞ!

絵を描けなきゃ死んじゃう人だな、この人は。
狩野派の師匠が、彼を「画鬼」と評したらしい。
まさしくそういう人だろう。
描けなくなったら死んでしまう。
だけど、彼の場合、死んだからかけなくなってしまったらしい。

この人の描く表情豊かな世界に、
幸せ気分に浸る。
好きな画家10本指に入れちゃう。
んでもって、好きな人100人にも入れちゃうぞ!

見るか見ないか迷っている、そんな友人にすかさずメール。
「見逃したら、泣くで」

しばらく、見たい展示はなさそうなので、
パスポートはパスすることにした。
だって、常設も建て直しするっていうし。

京都国立博物館を出ると、大雨。
スリッポンを履いてきたのだが、
すべる、すべる。
あまりの怖さに、おっかなびっくり歩く。

どんより京都国立博物館から京都タワー

靴を買うかと悩みつつぶらぶら時間つぶし。


雨がやんだので、もうひとつの目的地、
本の店、
メリーゴーランドをめざす。

タキイ種苗に誘惑されつつ到着。

寿ビルディング

グンイデルビ・・・・毒?
なんじゃ?

・・・はい、寿ビルデイング。すみません。
ここの5階。

メリーゴーランド

わかりにくいし、小さいし。
うわさに聞くところによると客はいないらしい・・・・・・・・
が、今日はいたのである。
しかもにぎやかな客が・・・。
あとから、2人やってきて4人の客。
狭いしうるさいので、一通り見て退散。
安野光雅さんの「あいうえおの本」を購入。
大好きな本なので、孫に。

「がいこつさん」と言う本があった。
五味太郎さんの本で、
絶版になってプレミアがついていると言ううわさだったのだが、
普通に売っているではないか??
好きな本なので、誰か、買ってくれ、と念じて去る。

帰宅後、チャリンコに乗ってうにくろへ。
さすがに動きすぎ。
へろへろになって、夕方、昼寝。

柏餅を食べて、端午の節句気分満喫。
兜も一応折ってみる。
忘れてるあたり、情けない。






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最終更新日  2008年05月05日 20時45分17秒
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