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みかん日和。

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2008年05月07日
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カテゴリ:読書

別冊図書館戦争

別冊 図書館戦争 1  有川 浩著

本編は図書館戦争に始まり、
内乱、危機、革命に終結する。

図書館の自由に関する宣言にイメージをえて、
書かれている、
多分に少女漫画チックな要素を含みつつ、
ハードな「ドツキ」ありの、エンタメ小説である。
青少年層のみならず、
中高年層にも受けている・・・不思議なことに。

ワタシ、一応、大きな声では言えないのだが
近現代史専攻

(何も覚えていないので専攻したなどと恥ずかしくて言うべきでない状況)、
「言論の自由」関連の動きは、必然、知る機会が、
割と多い目だった。
そんな目線から、
本編に「??」な気配を感じつつ読んだ。
著者、有川氏の言わんとするところ、
本編ではなかなか見て取れなかった。

図書館は、そんな場所なのか、何を守っているのか?
架空の時代の架空の図書館の物語だけど・・・それでも、気になるぞ?

今回のは別冊、
本編後の「二人」の話を主筋として進む。

正直、ベタ甘ラブラブカップルの話なら、
これほどツマランもんはないな、と切り捨ててしまうところだが、
本編の中で、物足りなかった部分、
かなり補われていて、
「うん、わかる!」と言う域に到達。
有川氏の書きたかった世界、
やっと理解できた。

残念ながら「図書館戦争」の世界、
虚構と一蹴するわけにいかない。
目に見える検閲はないかもしれないが、
言論を封じようとする動きは目に見えている。

そんなご時世だからこそ、
気になる存在なのである、図書館。

兎にも角にも、ベタ甘ラブラブ少女漫画ノベルの大好きな
甘口の諸姉にお勧めの一品なのである。

ワタシは・・・・と言うと、もうお腹一杯なのである。






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最終更新日  2008年05月07日 20時09分44秒
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