なんだかんだと言いながら、
ついに到着した泉涌寺、静かなたたずまいで迎えてくれた。
入り口付近の即成院、
七福神の名前がワシらのハートを刺激する。
寿老人・・・?長生きさんの神様よね。
なにやら、有難いラッキーアイテムの宣伝文句が、踊り狂う社殿・・・と言うかお堂。
「ほにゃららな招き猫、連れて帰ってください」
なんて書いてあると、
ヨシ、連れ帰ろうぞ!ってな気持ちになる。
が、見本に展示してあるものもなく、
写佛体験が出来るぞ、とある割には
人影もない。
つつじを愛でつつ、おくの仏様にもご挨拶。
投げ輪の名人の仏様なのね、ふんふん。
適当な理解をして次へ進む。
次は弁財天、戒光寺。
ここでは、運慶親子の作とされる大きい観音様に出会う。
あまりと言えばあまりにも男前!
しかもでかい!!
拝観料は取らないけど、せんこう、ろうそくをヨロシクね、とあるので、
素直にせんこうを燃やす。50円なり。
いろんな方角から、男前と語らい泉涌寺本堂へ・・・・
↑↑本堂、見たっけ??
記憶ないです。
ずばり、後ろの山に気を取られてしまって・・・。
春の山ってより、
冷蔵庫の中で鮮度を失ったブロッコリーのような風情。
そして、今度は美人さんとの出会い。
うっとりするような美人さん。
美人だけどひげがあるなぁ。
なんて思っていたら、
「ひげじゃありません」って書いてあった。
ふむ。ワタシみたいな人、多いんだなぁ・・・。
この美しさにあやかってか、
良縁のお守りやらなにやらにならんで
「美人お守り」もある。
わーい!これは買わねば!・・・・と思ったのだが、
今は、美人より、心の潤い、と思い、
やめる。
仏様のおられるところは新しい建物だが、
参拝客が立つエリアは信長創建だそうで・・・。
歴史だなぁ・・・。
歴史と言えば、十六羅漢のうち、十体は
「応仁の乱」で焼けたそうだ。
京都の人はこの乱を「先の戦争」というらしいと、
うわさに聞いたのだが、それはどうも大げさな話な気配。
宝物館に行くと、
ステキな彫刻が。
大工道具を持って
「いーーーだっ!」っていたずらっ子みたいな顔をしている。
私も負けずに「いーーーっ!」とやってみた。
とっても楽しい気分。
いいなぁ!ゆっくり過ごせる場所って。
このあと、目指すは大黒様のいらっしゃる、
雲竜院。
抹茶とお菓子のおもてなしをいただけるとのこと。
楽しみ楽しみ。
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今日は、GW最後の日。
さすがのワシも、家のこともせねばと・・・。
風呂のフタを洗う。
便所を掃除する。
夏物、冬物入れ替え。
カーテン洗濯。
半纏を洗う。
・・・自分のことばっか・・・。
名門!第三野球部のビデオを鑑賞する。
あとは、風呂に入って
生協注文して、寝る。