この4月から、母がファミリーサポートを始めた。
仕事で忙しいお母さんに代わって、
子ども見ている、そんな内容。
朝、その子はやって来て、
幼稚園へ送って行き、
昼、迎えに行き、
夕方、もしくは夜まで、我が家にいる。
その子が、まぁ、コレでもかってなくらい、我が強い。
絶対譲らないのである。
イヤイヤ、ここ、あなたの家じゃないから。
5歳のお子様に言っても無理だから言わないけど。
それはまぁ置いといて、
なんともつらいのは彼の見る「教育テレビ」である。
いわゆる、子ども向けの番組。
大嫌いなのである。
子どもが大人ぶってしゃべってるのも気に入らないし、
いい大人が、子どもにいいように遊ばれているのも気に入らない。
朝、8時に来られたりした日にゃ、
にほんごであそぼに始まり、
いないいないばぁっ、
クレイアニメ、
おかあさんといっしょ・・・・・
吐きそうである。
にほんごは、日本語のうつくしさ、おもしろさを言いたいのだろうが、
その意味を理解しないのに、どうしてウツクシさがわかるのか謎だし、
リズムの面白さを言うだけなら、
「日本語」にこだわる必要はない。
「寿限無」をただ、一気に唱える、そのことが面白いのなら、
きっぱり、番組の趣旨を変えるべきだ。
見ていて不愉快なのだ。
例えは悪いが、「憲法を守れ」って叫んでる人に、
「何で、守ろうって思うの?」って聞いたら、
「さぁ」とか、「国の基本法だから」みたいな答えをされる、
それくらいの不愉快さ。
いないいないばぁっ、も嫌い。
おねぇさん(小学生)、わんわん(でかい犬のぬいぐるみ)、
変な花柄の耳の生き物のぬいぐるみ。
この三人(?)による番組。
気色悪いのは、おねぇさん。
小学生だろうに、言動は幼稚園児以下。
脚本があり、赤ちゃん向けの番組なのであるから仕方ないと思うのだが、
どうにもいただけないのである。
私は朝に弱い。
寝起きが悪いのだ。
キッパリ、朝は機嫌が悪いのだ。
そんな時間に嫌いな番組二本立て攻撃を喰らうのである。
さすがにつらいのである。
夕方になると、これまた、教育テレビの時間である。
がまんできるのは、忍玉乱太郎くらいまでである。
天才てれびくんMAXなど、我慢の限界を超えている。
小生意気で自己主張ばかり強いお子様タレント、
我こそは!という気概ばかりが全面にでて、
とても不愉快。どこが面白いのか、まったくわからないし、
コレを見て、誰が何を得るのか?
どういった教育的配慮があって教育テレビで放送するのか?
ぜひともお教えいただきたいものである。
こんな番組を作るために税金を投入して、
さらに受信料まで取ろうというのだから、
あつかましいにもほどがあるわっ!
とは言え、毎日見るくらいなのだから、子どもは好きなんだろうか。
あんな馬鹿番組を見るくらいなら大人でいいや、私。
キッパリ言ってしまうと、コレはずばり、八つ当たり。
朝は仕方ないとしても、
仕事が終わってから、夕方、自分の思うように動けないのがつらいのである。
食事の支度をするわけにもいかないとなると、
必然、つまらない夕食になる。
食べることに生きがいを燃やす私としては、
仕事の疲れを癒す時間がないのである。
3月まで後半年、苦痛である。
たかだか、数百円、侮るなかれ数百円なのだが、
この数百円は、決して、対価としては正当ではない。
まさしく、ボランティア・・・だな。