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みかん日和。

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2008年10月02日
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カテゴリ:気になるニュース
清原選手が引退した。
清原、私と同世代、正確に言っちゃうと、同じ年齢。
きっぱり、若いときは嫌いだった。
同世代ゆえのひがみってヤツである。
『えらそうなヤツめ』
なんて思っていた。
巨人巨人ってうるさいで!
大阪人やったら、阪急か近鉄や!
せいぜい、阪神が限界なんじゃ!
と、思っていた。

清原選手の若かりしころの映像が出ていたのだが、
ぜんぜん、えらそうじゃない。
はにかんで話す姿、さわやかな若者。
誤解していたことは謝るのである。
すんません。

西武と巨人の日本一決戦、
清原の泣いている姿を見て、
ぐっと来た。
私が、ぐっときたのは、
清原と同じ理由なんだろうか。
それはもうよくわからないのだが、
当時、西武も巨人も強かったし、
どっちでもええやん、とも思った。
巨人の選手ばかりがエライわけじゃない、
西武の選手だってスゴイのだ。
そのことを示した彼に拍手を送った。
巨人に行きたかった友達を尻目に、
とっとと、巨人に入ってしまった桑田くんに勝ったから
うれしかったのかもしれない。
これまた、私の勝手な、若さゆえのひがみかもしれない。
ごめんね、桑田くん。

清原も桑田も野球が好きだった。
強いところで、強い人と野球がしたかった。
自分の力を試してみたかった。
今となれば、彼らの心持、察することが出来るのである。
大人になったな、私。

巨人に入って、彼らがシアワセだったかどうだかは謎なのであるが、
個人的には、巨人は嫌いなのである。

巨人に捨てられた清原を救った仰木監督。
彼の男気にも泣かされた。
そして、それからの清原の地を這うような努力。
それにも泣かされた。

清原の最後の試合を敬意をもって、見守ったイチロー。
来世、同じチームでホームラン競争しようと言った王監督。
泣かされた。
そのとき、ぜひ私も生まれ変わっていたいものである。
そして、ホームラン競争の行く末をドキドキして見守りたい。

「引退」その言葉が、今年は多すぎない?
草刈民代さんも引退を決意されたらしい。
これまた切ない。
第二の人生、その表現がいいのか悪いのか、
それは難しいところなのであるが、
魅力的な人たちの第二の人生にも立ち会いたい、
そう思うのはわがままだろうか。

哀しい出来事もあった。
うちの職場に来ていたお客さん、
しばらく来られないなぁと思っていたら、
お亡くなりになっていた。
とても素敵なじいちゃんだった。
宮城谷三国志を読んでおられて、
「まだ続くと思う。終わってるはずがない。」
そうおっしゃっていた。
はい、おっしゃるとおり。
近刊、7巻が出た。
読ませてあげたかった。

もう一方、好き放題、旅をしていた方。
いろんな国を旅して、その国の子どもたちに
教育のチャンスをつくる、それが彼の旅だった。
彼の死は、旅の終わり、
空港に着いたとたんに訪れたらしい。
日本の地を踏み、倒れ、そのまま。

さみしいのである。
今日、こんな日に、苦手な人の顔を見ずにすんでよかったのである。







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最終更新日  2008年10月02日 20時10分28秒
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