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みかん日和。

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2008年10月20日
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カテゴリ:京都
あ~~~~!もうだめかもしれないぃっ!

とか、悶々と苦しんでいると、
えりももさんから、救いのメール。
遊んでくれるとなっ!
うれしいなぁ!

だけど、頭が働かず、どこに行きたいとか思いつかず悶々。
そんな時、ニュースで二条城のお城祭りを見たなと思い出し、
二条城スタートコースにしてもらう。

二条城

二条城、ずいぶん、行ってない。
幕末マニアだった昔、
散々行ったのだが、結局、何も覚えていなかった。
狩野派のふすまだなぁと思っていたのだが、
その豪華さ、技巧の巧みさには関心を持たず、
ひたすら、将軍や大名のマネキンをおちょくっていた。
おバカな若人であった・・・。

そう、なんと言っても狩野探幽である。
松の襖絵、圧巻である。
浮き出て見えているのである。
ちょっと待てい!
日本画やがな!絵の具を盛り上げるわけにいかんがな!
当然である。
色の濃淡、筆の使い方。
巧みのなせる業なのである。
まさしく、職人技、御用絵師。
感動した。
狩野永徳の技にも感動したが、狩野探幽にも感動させられた。

今回、お調子者パワーが、うごめかなかったわけではないのであるが、
やはり、オトナになったのであろうか、
さすがに、大政奉還ごっこはしなかった。
偉いぞ、私。

その後、お昼ご飯を求めて、
烏丸通を闊歩。
途中、いろんなにおいに誘惑されつつ、たどり着いたのは、
「とり安」。
親子どんぶりが有名らしい。
メニューは、
玉子どんぶり、
親子どんぶり、
から揚げどんぶり、
定食の4品。

鶏が自慢なのであろうということは察せられたのであるが、
玉子どんぶりをチョイス。
そして、鶏のから揚げを別に頼む。
から揚げ丼を頼もうとしていたえりももさんにも、
無理やり、押し付ける。
アイアムソーリー。

とろとろの玉子の玉子丼、
足りんぞ、と思ったのだが、
まったく持って勘違い。
から揚げもセットにしていたので、
満腹。

とり安

とり安玉子どんぶり

ひっきりなしにお客さんが来て、
狭い店内はいつも満員。
待つこと、数分ではあるが、
悪くないと思う。
本当の京都弁を素直に話される方が
接客してくださるので、
京都らしさを味わう観光客さんにもお勧めである。

思うところもあったりしたのであるが、
それはそれ。
旅の思い出なのである。

その後、
京都土産物色散策へ。
三条方向へ歩き出す。
途中、寺町京極三条で、
「ブルーベリー黒酢ソフトクリーム」を食べる。
あっさりなので、満腹といいつつも食べてしまう。
うまいっ!

それで、私の胃袋の詰め込み旅が終わったわけではないのである。
小川コーヒーのお米ロールを横目に見つつ、
三条大橋袂の船はし屋「福だるま」を目指す。
コレはガイドブックによく掲載されているラブリーアイテムなのである。
私が若いころ、コレを模倣した駄菓子をよく食べた。
福だるま
実物を見るとやはりラブリーである。
正直、おいしさは二の次三の次やな・・・と思ったりもするのだが。
もうひとつ、豆菓子を購入する。

次なる場所を求めて、さまよう。
豊臣秀次一族の墓所のある寺に立ち寄り、
秀吉のアホぶりに感嘆し、昔のこととは言え、
妻妾の多さにこれまたびっくり。
政治的な配慮で、欲しくもない側室やらなにやらを置いていたのだろうなぁと伺える。
だって、享年12歳だもの。
気の毒すぎる。
政治の道具にされ、あっという間に命を奪われる。
享年だし、2歳加算されていたとすれば、
たかだか、10歳。側室というより、人質みたいなものだったのではないだろうか。

ちょっと、思い気分になったのもつかの間、
次なる目的地へ。
正直、ここは、がっかり。
ガイドブックでうまい具合に書いてあったので、だまされた。
店内はコンクリうちっぱなしの冷たい店内。
おしゃれなデザインとかではない。
タバコやとか、金物屋とか、そんなイメージの店内に、
ガラスケースが3つ。
品物も手にとって見られるのも少ないし。
がっかり。

その後、ロフトに行って、文房具を物色して一騒ぎし、
一服すべく、「グリグラカフェ」を目指す。
河原町から少し離れたところにあるのだが、
「ぐりぐら」の名前に心惹かれたので行くことに。

店内はさほど広くないのだが、
お客さんが皆さんおとなしく、
ゆっくり落ち着いた感じ。

ぐりぐら、ちゃんと居ました。
私の持っているぐりぐらバッチを貸してあげたい気持ちにはなりましたが。

gurugurakafe

胃袋も満足、ストレスも発散して満足。
とてもシアワセなのです。
えりももさんの帰宅が遅くなったのだけが、気がかりなのでございました。
ありがとう、えりももさん!





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最終更新日  2008年10月20日 21時40分00秒
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