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2009年01月12日
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カテゴリ:京都
「さて、大山崎」 山口晃展

三浦しをんさんのファンの方ならご存知やも知れない。
彼女の著書の表紙を描かれている方である。
山口晃さんを、当然のごとく、私は知らなかった。
出会いは、昨年末、
大山崎町の歴史資料館入り口のパンフレット棚での
上記展示会のチラシ。
オッちゃんが馬と一緒に絵になっているその絵。


野点馬圖 yamaguchi akira
(野点馬圖(ず))
実は、ただただ、ひたすら、オッちゃんの顔と、
その色彩に心を持っていかれたのだが、
実際の絵を見るとさらに奥深い。
オッちゃんの前に居るのはただの馬ではない。
メカ馬なのである。
しかも、いつでもどこでもお茶会OKの優れ馬なのである。
コレは、つぼにはまるかも、
そんな予感がする。

年を越して、この展示が特集で取り上げられているのを見て、
その予感は的中。
遊び心満載のステキワールドが展開していた。

この展示のために何年も準備されていたであろう気配を感じる。
そう、大山崎山荘が山口ワールドに染められているのである。
山口晃のテーマパークと化していた。
凄すぎる。
山荘にあわせて描かれたのではないかと思われる作品もある。
そして、大山崎色のテーマで描かれた絵もあり、
地元民としてはとてもうれしい。
たぶん、みんな大好きであろう、
ステキ駄洒落ワールドも展開している。
洛中洛外図を山口流にアレンジしてあるのだが、
時間がいくらあっても足りないくらいの細かさで、
展開されているのである。
あああーーー。語りたい、語りたいぞー!!
ステキ駄洒落・・・、百聞は一見にしかずなので、貝の口になることにする。

大山崎山荘美術館はかの有名建築家安藤忠雄氏の建築部分を持つのであるが、
そこでも、山口ワールド炸裂なのである。
コンクリート壁なのであるが、そこの塗り斑を作品に見立ててみたり、
駄洒落で作品を作ってみたり。
珍妙な研究を発表してみたり、
作品数はさほど多くないのであるが、
2時間たっぷり、楽しめた。

子どもも大好きな遊び心いっぱいの世界観を見せてくれるこの個展、
たくさんの子どもが来ていたし、楽しんでいた。
ゆっくり見たいなぁと思ったりもしたので、
もう一度行くかな。

図録も予約したのだけど、
他の作品集も実は、ちょっと欲しかった・・・。
しかし、お小遣いを持っていなかったので断念。
だから、また行きたいってのもあるのであった。





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最終更新日  2009年01月12日 20時45分35秒
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