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日本全国津々浦々、社寺数多あれど、
私にもっともなじみの深い寺というなら、妙心寺、なのである。 学生時代、妙心寺でアルバイトさせてもらったりしたので、 庭のように闊歩していた。 しかし、妙心寺のことを知らないまま過ごし、 今日に至る、そんな状態だったのである。 えにしの深い寺と認定しているのからには、 少しは勉強せねば。 というわけで、いざ、出陣なのである。 私の中の妙心寺のイメージ、 花園法皇 明智風呂 沙羅双樹 精進料理 狩野探幽の龍 徒然草の鐘 戦国大名 山田無文 ってな程度。 今回の展示、権力者の庇護の下デカデカになった妙心寺のお宝出展なので、 相当期待をして出かける。 芸術的価値のある資料も多々展示されていたのであるが、 それより多かったのが、文書系の資料。 禅宗史、天皇に対する言葉の使い方を踏まえていない私にとっては、 難しい言葉が多すぎた。 もっと簡単に言うてくれよ、ハニーな感じ。 文書も活字に直して、並列してくれれば、 もっと、わかりやすかったのになぁと。 解説は難しい、資料はぬたくり文字、 いったい何のことやら?ってな状況。 狩野元信の時代の掛け軸が多数出展されていたのであるが、 「元信であろう」「おそらく元信の筆と思われる」 見たいな記述が多かったのも気になる。 ええやん、元信でなくても。 これは、違うぞ?と思いたくなるような肖像まで、 元信らしいなんていわれると、 若干不快。 元信以外にも、すばらしい絵師はいっぱい居たんだから。 禅宗、どうにも難しい。 いわゆる、仏教と別物のような気さえする。 んんんーーー。 今回の展示を見て、やはりそんな気がした。 仏像じゃなくて、高僧の肖像があって、遺徳をしのぶ。 一方、とてもえらい高僧は、 「オレ様の姿は残すな」みたいに遺言して死んでいく。 死んだらそれまでだ、見たいな潔さなのか。 だけど、結局、残された弟子たちが、 こっそり、書かせてるし。 多分、考えても、今の私には理解は及ぶまい。 これを機会に、ちょっぴり勉強してみようとは思うのであるが、 俗人な私には、高尚な世界かもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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