みかん日和。

タートルネックのシャツを取り出した。
寒いのに耐えられなくなったのである。
そして、翌日は、自宅のある大阪よりさらに寒い名張を目指すのである。
相当の覚悟が要求されるはずである。

首さえ暖かければ、そこそこ耐えられる、
そう思ったのである。
しかし、大阪の地でも、この程度では足りない。
寒さの厳しさのほうが優位に立っているのだ。
さらに、長袖Ｔシャツを重ねる。

・・・よし、と思ったが、
油断せず、さらに、薄手のジャンパーを羽織る。
完璧である。

諸般のトラブルに見舞われ、
予定の電車に乗れないかも知れない危機に迫られたときには、
さすがに、走り、汗もにじんだのであるが、
以後、
極寒の厳しさに戦いを挑むには
コレだけ着ていても足りないほどであった。
名張恐るべし、パッチをはいてもコレでは足りないぞ。

駅に降り立ち、
一瞬途方にくれるが、
ほぼ未知に等しい名張に到着した興奮に
しばし、忘れる。

で、名張の旅であるが、
いろいろ勉強になったのである。
が、続きはまた明日。
興奮状態が続いているが、寝なくちゃいけないのである。