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2009年10月25日
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カテゴリ:読書
夜は短し歩けよ乙女 / 森見登美彦 著

夜は短し歩けよ乙女

いまや、京都といえばこの人、見たいな勢いがある。
この人の小説の舞台をイメージできるのは、
とてもおいしい。

実は、この本、一度ダウンしたのである。
あまりに変だ!・・・と。
先輩も変だけど、
黒髪の乙女も変、絶対変!!
現実離れしすぎてるし。
体力が持たずにダウン。

で、再度挑戦の機会を狙っているうちに、
図書館の本はヨロヨロに・・・
ここは、思い切って、自分で買うべし。
文庫ちゃんを。

やはり、森見ファンタジー、
とっつきにくいなぁ・・・と思ったのであるが、
読み進むうち、
恋は盲目。
先輩の乙女を思う心と、
天真爛漫、自らの道を突き進む乙女の心持のギャップが、
痛々しいくらい面白く、切ないのである。

きっぱり言って、普通にかっこいいんだけど、先輩。
乙女にしても、コレはまさしく運命!って思っちゃうでしょう。

恋は盲目とはよく言ったもんである、ってのが、
一貫した感想。

すがすがしい読後感にちょっとほっとした。

コレが舞台になったらしいのであるが、
んんーーー、勇気ある御仁がいたものである。





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最終更新日  2009年10月25日 20時08分59秒
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