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みかん日和。

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2009年11月02日
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カテゴリ:奈良
興福寺の阿修羅と言えば、
仏像を愛する人のみならず、
万民に好かれてるんじゃないだろうかって思う。

今日は月曜日なのである。
なのに、どれだけ人気者なんだ、阿修羅!!
60分待ち。
職場の同僚情報によると、
ぜんぜん、がらがら、
むしろ、狭いお堂の北円堂のほうが大変、見たいな・・・。

・・・ウソツキ。

実は2回目の拝観なのである。
前回は日曜日だったので、
当然かなと思ったのであるが、
前回のほうが、早く見れたのである。
むうう。

でも、今日のお客さんのほうが、
いいお客さん。
ちゃんと、拝観ルールを知っている。
仏様に対峙している、そういった認識がちゃんとある。
そして、自分以外にも拝観しに来てる人がいる、それをちゃんと認識している。
当然だけど、この当然のことがなかった前回より、
絶対気分がいい。

阿修羅ご一行様が、仮金堂の中に一堂に会している。
すごい世界。
ステキすぎ。
ガラスケースの中の八部衆勢揃いのときの記憶は相当薄い。
こんな人いましたっけ?とか、東京で見たときお間抜けなことを言っちゃった。

今日は、さすがに覚えてた。
東京で見たときは台の上に乗っかってて、ちょっと見下ろされる感じ。
それはそれで、いい感じ。
彼らは仏弟子、そして、守護者。
厳しい目線で臨んで当然。

お堂の中の彼らは目線低い目。
なにやら、親近感。
そして、彼らの作る影が、とてもいい雰囲気。
仏教世界ではありえない構図なんだけど、
とてもかっこいいのである。
阿修羅の作る影が後ろに鎮座する釈迦如来に映り、
これまた面白い絵を作っている。
いつまででも見ていたいそんな世界が眼前に広がり、
うっとりのひと時。

興福寺の人はものすごく苦労して、展示を運営しているらしい。
ものすごい埃らしい。
だけど、毎日埃を払うわけに行かない。
東京、九州、今回。
阿修羅ご一行様、
一生分の埃をかぶってそう。

今度会うときは、ガラスケースの中だろう。
でも、また、会いたいと思う。
阿修羅ご一行様に出会えて、こっそり感涙。
阿修羅ご一行様を作ってくれた仏師たちに感謝なのである。





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最終更新日  2009年11月02日 21時27分43秒
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