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武士道ばやりらしい。
しかも、昨今流行のものは、 ちょっぴりゆるいらしい。 なにやら剣道の試合には大挙して若人が押し寄せるとか? お目当てのどなたかがおられるらしい。 武士道イコール剣道とは、思わないのである。 武士道の精神が、剣道の中に息づくと言う点は、認めるのだが。 誉田哲也著の武士道シリーズ。 先ごろエイティーンが出たのであるが、 私は、シックスティーンで尻込み状態であった。 というのも、 武蔵オタクのヒロインの一人が、どうにも、 なじめなかったのである。 マッドなのである。 正気の沙汰とは思えないぞ、見たいなことを平気で言うし、するし・・・。 でも、やむにやまれぬ事情で、読むことに。 「絶対面白いから、読んでみなさい」 断れない状況を背に、読み始める。 やはり、だるい。 3分の1を進む当たりで、やっぱり無理かも・・・。 人の手を足で踏みつける?? 防具のない人を相手に竹刀でぼこ殴りにする??? ・・・こんな子、いややわ。 自らの打ち立てた武士道もどきオレ様道を突き進むヒロイン、 正直、不快だったのだが、 なぜ、そのオレ様道が出来上がったのか、 オレ様道を進むうちにぶち当たる壁、 そして、本当の武士道を模索し始める・・・ この様子に、だんだん引き込まれる。 武士道って、新渡戸稲造やら、武蔵やら・・・ 昨今では武士道の国から来た「自衛隊」みたいなことも言われて見たり・・・ 私の中ではあまりよいイメージはない。 忠君愛国みたいなものと結びついてみたり・・・。 でも、ヒロインたちの得る武士道ってのは そんな怪しげなものじゃない。 人としていかに生きるべきか、 そして果てには、 いかに死すべきか・・・ さすがに、若人の話なので臨終のことまでは考えていないけど、 自らの目指す「武士道」の形を一生懸命模索している。 彼女らの目指す武士道にとても共感できる。 そして、その武士道が「剣道」のなかにあると信じるのである。 が、正直、現状、剣道の中の武士道は死につつある、そんな気がするのだ。 剣道だけでなく、柔道や合気道にも 武士道の精神はあったと思う。 だけど、スポーツ(競技)として、 体系化されるうち、心技体の心の部分が置き去りにされてしまった気がするのである。 日本の選手が外国の選手に勝てないのも そこが原因かもしれないと思う。 スポーツなんだから、礼儀とかそんなの、おいておこうよ? 見たいな風潮、感じたりするのである。 ガツガツぶつかる、勝ちゃぁいいんだよ、みたいな空気も感じる。 そうそう、勝てばいいの勝てば、 なぁぁんて、思えるほど、心が広くないのである。 私としてきっぱり、心技体すべて備えて、 勝って欲しいのである。 そして、 「日本の国の武道」の威信を見せて!!! と思うのである。 ホンモノの柔道を見せてやれ、野村よ!! と、こっそり野村選手を応援しておく。 話はそれたけど、 そんな気持ちを思い出してしまった本であった。 エイティーンではいよいよ、ヒロイン二人の導き出した結論に出会えるのだろうかと、 期待しているのである。 図書館で借りる気持ちでいっぱいなので、 しばらく読めないだろうけど、楽しみなのである。 うれしい出来事と言えば はなずきんちゃん復活!!!! http://umeda.keizai.biz/headline/photo/637/ 会いたいなぁ、はなずきんちゃん。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年11月30日 17時39分07秒
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