みかん日和。

ONE PIECE FILM [STRONG WORLD]



いつもなんともいえない乱文だけど、
今日は、さらに乱文。

原作者の尾田栄一郎氏がガンガンに関わってるとなると、
ファンとしては見に行くべしなのである。

年末から、行きたい、行きたいと思っていたのであるが、
何とかやっと今頃。
見逃さずに済んでよかったよかった。

少年のハートわしづかみだろうなぁってな要素満載。
これで、ワクワク、ドキドキしない子どもがいたら、
それはちょっと、さみしいかも。

ルフィが大暴れしている冒頭。
ワンピース映画、今までのと違うなと予感。
まず絵が段違いに動いているのと、
台詞回しがクール。

キャラクターたちの大暴れの要因は
伝説の海賊（悪者）との出会いが始まり・・・・・

ストーリーは単純、
故郷を壊滅させようとしている悪に立ち向かおうとするのが一本筋。
侵略にあっている島の村の人たち、
仲間をさらわれて、助けようとする仲間たち。
絶望しても仕方ない強敵に対して、
仲間のために立ち上がる。
そして、仲間を信じる。
まぁ、いつもの、ワンピースワールドが基本。

だけど、スケールが違う。
彼らを襲う敵のスケール、段違いに強い。
すごくコミカルな敵なのに、
残虐さがじわじわにじみ出ている。
怖いよぉ。
声は竹中直人。
彼の声だとわかったのは
「ベイベーちゃん」の台詞。
のだめの中でミルヒーが連呼する調子と同じだから。
竹中直人、のだめと、この映画で、
一生分「ベイベーちゃん」と発したのではないだろうか。
すばらしいキャスティングだなぁと思った。
コミカルかつ残虐、うまいぞ。
この敵に立ち向かうが
緒戦は敗退。
壊滅的にやり込められる。
この様子を見たナミ、
仲間と故郷を守るため悪者（シキ）の元に下る。
仲間に残すメッセージ・・・
これは最後の最後まで、ナミの言葉が聞かせてもらえないのである、
ルフィと私たち観客は。
他の仲間たちはナミの言葉をすべて聴き、
ルフィともども、シキの元に乗り込む。

このときがこれまたかっこいい。
「ドレスコード」という奴である。
いつも腹巻のゾロがスーツなどを着ているのである。
アカン！！！男前！！！
ルフィがスーツ着てる！！！
間抜け顔やのにこれまた男前！！！

悶絶してしまった。
やっぱり、ゾロとサンジは男前や！
のだめの千秋様も男前やけど、
違う！！！これぞ、男前なのだ！

うっとりなのである。

ギャグのボケ突っ込みも最高だった。
楽しかったぞ、ワンピース！！！

気になったのはナミの髪型。
最初、ナミとわからなかったのである。
ウェーブがかかってみたり、短くなったり、長くなったり。

まぁ、かわいかったし、許す！