みかん日和。

正月らしい正月でもなく、
ちょっと、寂しい日々を過ごしていたところ、
えりももさんとおでかけ決定。
河原町にて集合、ふらふらと
大傳月軒を目指すべく出発。
木屋町通りお進めばよいのであるが、
途中
「えびす神社はあっち」みたいな看板にであう。
縁日の屋台が立ち並び誘惑されついうっかり、道をはずす。


東映から、美人な俳優さんが福笹授与のために出張中。
背後で踊っている巫女さんが微妙・・・。
別の場所で躍らせてあげてくれよ・・・。


出口付近にこっそり隠れているシャイなえびすさん。
どうやら七福神ワールドで、
弁財天とラブラブで、毘沙門天に横恋慕されるような目に遭っているらしい。
毘沙門天よ･･･アナタ、妻帯者では？？？

まぁいいや。

で、目指すは「大傳月軒」なのである。
なぜ、ここを目指すに至ったか、
それは、えりももさんが読んだ内田康夫の「壷霊」に出てきたから。
なにやら、女性だけでは入りにくいと書いてあったらしい。
ワシのイメージではそんなことはないぞと。
ただ、たしかに、インパクトはあるなぁって。
確かめるために、行ってみようという事になった。



予約なしで飛び込んで、通していただいた部屋。
なんともゴージャスな部屋。
天井が高いし、調度も立派。
中庭が見えて、その向こうは、京都の町家。
部屋の中には、なんとも高圧的なこの方もおいでになって･･･。


えりももさんが持ってきてくれた超お得セットを注文。

前菜　イカと押し豆腐の和え物　押し豆腐の歯ごたえが絶妙
　　　はまちのカルパッチョ　はまちデビュー。初めて食べた。
　　　手長海老のきんもくせいの香りほにゃらら・・・きんもくせいの匂いが分からん。


スープ　かぶらとかに　あっさりすっきりほっこり。


点心　本当はにら饅頭だったのだが、苦手と主張。
　　　「えびといか」の春巻きに交換していただく。
　　　　実は、イカもダメなのだが・・・。



魚料理　鯛の兜揚げ　カリカリに揚がっていてうまい。
　　　　上手に食べられない予感は的中。がっくり



肉料理　皮付きブタの角煮。
　　　　皮付きと言う響きが微妙にイヤ・・・。



麺料理　蛤のスープの土鍋麺　うまい出汁がさいこうなのだが、
　　　　こしょうが強力で、飲めず相当無念。



デザート　杏仁豆腐。もう一個くれ、と思った。



満腹満腹。コレだけ食べたら、動かねばなるまい！

と言うわけで、六道の辻（冥界とこの世の入り口出口？）、
六波羅蜜寺（来年は平清盛が大河ドラマなのでブームが到来するであろう）をさまよい、
さらに、悪縁を断ち切るべく、
安井金比羅宮へ。

ええ正月をした。