みかん日和。

もちろん、私じゃない。
孫６年生の、である。
なんとなく、行こう、そんな気になって、
年始から有休を申請していた。

地震が起き、
晴れ晴れとした門出の式、というのが、まったく想像できなかったし、
職場の状況も、
地震の影響を受けている人も居るため、
決して、いい状況でない。
年度末の忙しさも加わって、
大変だけど、活力なんてなく、
そんな状況にあるのに、
有休をとって、孫の卒業式なんて、いいんだろうかって思ってみたり。

だけど、
疲れてるし、休みをもらって、
半日孫のために過ごして、
午後は休もう、そう思って休む。

卒業式はまず、黙祷から始まる。
被災された方々のために祈る。
印象深い始まり。
卒業生も親たちも忘れられない卒業式になっただろう。

体育館の中は当然寒い。
京都の体育館でこれだけ寒いのである。
被災した方々の避難しておられる施設は、
こんなもんじゃないだろう。
２時間足らずの式典でも、芯から冷えてしまった。
こんな環境で日々を過ごしておられるのだ。
如何につらいか。
耐える、耐えられる・・・・

正直、限度を超えている。
つらすぎる。
このような状況で、過ごしておられる人が居る。
考えなきゃ。
私はなにをなすべきか。
如何に過ごすべきか・・・・。

とりあえず、休もう。

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野球のニュース。
プロ野球、開幕の予定をずらすずらさない。

ずらせよ、ボケ。
停電で苦しんでる、そんな人がいるんだけど？
その苦しんでいる人が居る一方、野球観戦に来る人が居るとでも？
同じ日本に住むものとして、それが平気なんて・・・
その収益を元に復興に協力したい？
時期を考えるよ。

・・・とか思う一方
高校野球が開催されるニュースに関しては
よかった、と思った。
矛盾しているかもしれないけど。
東北高校の彼らがプレイする姿は
東北高校地元の人たちだけじゃない、
日本全国の疲れた人たちの心に残ると思う。
勇気になると思う。
そして、選手たちのこれからの人生の糧になると思う。
彼らが出場すると決意した、その決意の重さ、
多分私たちが考えるより、ずっと重いはず。
苦悩の末に下した決断だと思う。
自らのおかれた状況を考えれば、悩まないはずがない。
彼らの勇気に敬意を表し、応援せねばと思っている。

泣き虫街道まっしぐらなのだが、
目じりが痛くなってきた。
涙はしょっぱい。
塩分よ、何とか、遠慮してもらえないものだろうか。