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みかん日和。

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2011年05月18日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
好きな俳優さんが、亡くなった。
俳優さんとして好きと言うより、
人間として好き、アーティストとして好き、と言う方が大きかったかも。

アタック25のおじさん、児玉清さん。
子どものころから、日曜日の昼間はこの方の
静かに熱いクイズ番組を見ていた。
ダンディーなオジサマ、
子ども心に紳士ってこんな人のことを言うんだろうなぁなんて思っていた。

大人になって、
クイズの児玉さん以外の児玉さんにも会うようになった。

本の中の児玉さん。
静かな物腰、知性的な物言い・・・
だけじゃない、
負けず嫌いというか、反骨精神というか・・・
内なるものを本に著しておられた。
そして、人生は平易でなく、
いろんな苦しみ、悲しみを乗り越えて。
そして、児玉さんという人になったんだと。

本好きの児玉さん。
ものすごい量の本を読んで、
それぞれに、感じるところを得ている。
しかも、ジャンルはいろいろ。
歴史や文化の知識もたくさん持っておられて、
いったい、この日とは何者なんだ?
度々そう思った。

俳優さんとしての児玉さん。
いい人とか、賢い人、そんな役ばかりかと思ったら、
虎視眈々、天下の情勢を見極める戦国武将とか、
自分の利益のためにずるいことでもやっちゃうよ、ってな、
せこいオジサンとか(しかもコミカル)を演じておられるのを見て、
おおおお、この人にこの役を振るとは!!
なんて感動したりもした。

そして、アーティストな児玉さん。
切り絵というのか、コラージュというのか・・・。
ポップでキュート。
あの紳士の見てくれの裏側に、
あんな楽しい絵を作れるセンスが潜んでいたとは。
児玉さんの絵を見て、
一気に大ファンになった。

もっともっと、たくさんの絵を見たかったし、
いろんな役を演じられる児玉さんにも会いたかった。
そして、たくさんの本を紹介していただきたかった。

さみしい。
とにもかくにも悲しい。

■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

さっき、めだかの子ども発見。
親に食われる前に、
親を撤去。

寂しさが消えるわけじゃないけど、ちょっとうれしい。





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最終更新日  2011年05月18日 23時04分32秒
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