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寒い。
異常な状況・・・ もうじき6月になるようなこの時期に半纏を着ている・・・。 自分でも、信じられない。 昨日というか、今朝方というか・・・ 変な夢を見た。 上司から、玉子を二つ手渡された。 何の玉子であるか、一見してわからない。 鶏よりも大きく、細長い。 そして、真っ白というわけではなく、 ところどころに細い筋がある。 いびつな雰囲気をかもすのは、 ざらざらとした表面のせいだろうか・・・。 持つと、玉子はほのかに暖かい。 いわゆる、人肌。 そして、なにやら、温泉玉子のような香りが漂うような気さえする。 まぁ、厳密に言うと、硫黄の香りなのだが。 あまり、食べたくないなぁと、思いつつ持ち帰る。 イヤイヤ持って帰ったのもあってか、 台所に到着したとたん、落としてしまう。 あわてて、流し台に走り、中身をシンクに落とす。 「え??」 目の端に、異様なものが映る。 一見、かき玉汁の玉子のようなのだが、 違う。 もとは、何らかの形を持っていたのであろう・・・ とろけてはいるが、もとの形を想像するための材料は揃っている。 そういったもの。 母が横で、もう一個を割る。 今度は明らかに、 それが何だかがわかる。 あまりのオドロキに、呼吸が止まる・・・・・ ってな瞬間に目が覚めた。 さすがに、気分が悪い。 鼻の奥に硫黄のにおいすら感じて。 そのあとは、もう眠れない。 上司よ、言いたいことがあるのなら、口で言ってくれ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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