みかん日和。

年の瀬、最大のイベント。
紅白？
ちがいますとも。
フィギュアスケート全日本。
世界選手権の出場権をかけての大一番。

男子はなんとなく想像通りの展開。
ノブナリは相変わらず、ここ一番に弱い。
運の悪さも実力のうち？

小塚選手が出てきたとき、
ちょっと、ドキドキ。
ＧＰシリーズのとこイマイチ調子がよくない風だったし。

でも一瞬で、払拭。
落ち着いてる。
ひとつひとつ、コレでも勝手な慎重さでこなしていく。
スピードもある。
きれいなスケート。
出だし、物足りない感もあったのであるが、
終盤、ため息の出るような世界に突入。
さすが、小塚選手。
転んでもただで起きない。
転んでる間、起き上がったときのことをちゃんと考えてたんだな。

コレは、今年も小塚優位かと思ってみてると、
高橋選手も黙っちゃいない。
いきなり４回転を決めてしまった。
飛ぶまいと思っていたので、びっくり。
しかもパーフェクトな切れのよさ。
続くジャンプもきれいに決めて。
この人は、なんて強い人なんだろうと思った。
勝負することから逃げない。
フィギュアスケート、美しいだけじゃない。
スポーツ、競技である以上、
技を磨き、見せなきゃならない。
そのことに真摯に立ち向かう。
男前やなぁ。

パトリック・チャンにも見せてやりたかったぞ、今日の高橋！！