水仙の袴を脱がせて履かせる
今日は冷たい雨が降って、時々みぞれだったり、雪だったり。家の中は寒寒。歯医者の続きで、予約時間に出かけた。銀歯を入れれば、治療は完了。30分ほどで終了した。午後はお花を教えていただくことになっている。雨が止まないと、持ちかえるのが大変。止みますように~と思っていたら、止んだ。今日は、水仙と、スターチスと、タマシダ。水仙は根元に袴と呼んでいるカバーのようなものがついている。1本の花に、4枚の葉っぱ。それがワンセットで、袴の中に納められてるのです!どれもそんな風になっているそうで、びっくり。昔は、菖蒲の時にこういうことをしたような気がするけど…と思い出してセンセイに聞くと、菖蒲も袴があるんだって。で、その袴。一度はずすんです。もんでいると、すっと抜ける。そして、花の高さ、葉の重なり具合を見栄えのよいように組み合わせて調え、生ける時の高さを確認してちょうどよい長さに切ったあと、はずした袴をまた履かせる。5セットあった水仙は、全部そんな風にして仕上げます。面白いなァ。持ちかえって玄関に飾って、ついでに玄関の靴箱を整理してはみ出ていた靴をおさめて。気分はスっキリ。というわけで、水仙は袴を脱がせて履かせる、のでした。