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カテゴリ:生き物を食べて生きてます
「畜生!コケにしやがって」等と言う台詞は近頃では、めっきり聞かなくなりましたが、先日苔好きが高じて本迄出してしまった倉敷・蟲美穂さん(古本屋さんです)よりその著書が届く。 「コケ入門」と言った感じで大変読み易い。『苔とあるく』と言うタイトルでWAVE出版から発売されています。 例えば何かに行き詰まってしまった時に、自分の視点を変えてみるだけでガラリと世界が変わる。 「ミクロのなかに広がるマクロ宇宙」と、美穂氏のこの本にも有る様に、周りを細かく見ようとさえすれば限り無く多彩な地平が開けて来る。 今迄見えていなかったものが見えたり、ちゃんと見ていると思っていたものが実は自分の思い込みなだけだったり。色んな意味でゲッとします。 そう言えばずっと以前にこの事を「蟻と象の視点と視野」に例えて、ある人に説明しようとしたのだけれど「ゾウのほうが大きいのだから、より広く、より多く見えるに決まっている」と、本気で宣われたので、面倒くさがりで言葉の苦手な私は説明を断念した。 地位、名声、権力(文字にするとベタだなあ)を絶対的に大きな「正」と言う基準に価値順位を決めて安心している様な、ええ、アンタにゃあ一生わからんですわよねぇ。 幸いこの手のアホなオス発想をする女子は私の周りには一人も居ません。 またまた、おばあちゃん家の晩御飯。 ミズナおひたし、かしわコマ切れ入りおから炊いたのん、雑穀ごはん(黒米はポリフェノール?)根菜と鳥モモ煮。大根葉と大豆とベイカ揚げ、10目ぶっかけうどん、ヒジキと春菊の白あえ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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