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書道のはな*みち キレイな字が書けると人生はもっと美しくなる

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2005年01月11日
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カテゴリ:うつくしいもの
去年の夏に、うちの印刷会社の倉庫で、

大量の出荷作業がありました。

とても会社の車だけでは足りなくて、

弟の地元の友達が車を出してくれました。

さらにその友達の友達、

Sさん、なぜか、通称「アニー」(アクセントは「ニ」にあります^^)

も、たまたま倉庫の近くに住んでいるという不幸な理由で、

一緒に手伝ってくれました。

男手が全然ないうちの会社では、

「はぁ~、男子がいると、こんなにはかどるのね。」

という感じで、ものすごく感動したのを覚えています。

ちょうど、私が手術後の体だったのを、

弟がアニーたちに伝えてしまったので、

さらに

「あ、お姉さんはいいっすよ。俺らがやりますから。」

なんて、言ってくれて、さらに(涙)でした。

せめてものお礼に缶コーヒーでも買おうと

コンビニに行こうとすると、弟がこっそり寄ってきて、

「アニーは白血病だから、もう長くないんだよ。」

と言いました。

それを聞いたとき、頭のなかが、真っ白になってしまいました。

「でも、内緒な。普通にしてて。」

と、弟が言ったので、

かなり動揺しながらも、普通にコーヒーを買って、

普通に戻って、普通にみんなで一休みしました。

アニーは、私より全然体が細くて、

そんな病気を抱えているのに、

さわやかな感じで、仕事をこなしてくれて、

私がこっそり、荷物を運ぼうとすると、

「ダメですよ。やりますから。」

と、さくさくと笑顔でお仕事を手伝ってくれました。

短い作業時間でしたが、とても楽しくて、

あったかさと優しさをもった人・・・でした。

===

その当時、余命半年と言われていたアニーは、

本当に先週の7日、天国に行ってしまいました。

それを聞いたときは、本当に何がなんだか、

さっぱり分からなくなってしまいました。

まだまだ若いのに、とか

あんなに優しいのに、とか

悔やんだり悲しいことが次から次へと浮かんで、

どうしようもない気持ちになりました。

===

みんなどんな人も、

絶対に誰かにとって、大切な人で、

だから、その人がこの世を去ってしまうなんて、

本当に信じられないと思います。

父が亡くなったときも、涙が枯れるくらい泣いて、

信じられなくて、

でもやらなくてはいけないことが山ほどあって、

これでよかったのか、とか、

あれもこれもしたかったのに、とか、

一生懸命悩み、考えました。

どんなに、あの時こうしておけばよかった、と思っても、

取り返しのつかないことが本当にあるんだって、

父のことや、アニーのことで、痛感しました。

父にお悔やみの手紙をくれた

オーストラリアのホストマザーは、

父のことを偲びながらも、

「It is his time.」と書いてくれました。

そのとき、

「ああ、そういう考え方もあるんだな・・・。」

と、思いました。

いつ自分の人生が終わるか、ということが分かれば、

みんな悔いはないのかな~なんて、考えもしました。

でも、考えても、いつかは、分からないし、

今の自分は、大切な時間を与えられていることに感謝して、

周りの人に対しても、自分に対しても、

絶対に悔いのないように、

この一瞬を大切に過ごして、

大切に積み重ねよう・・・と思いました。






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最終更新日  2005年01月19日 00時33分30秒
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