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書道のはな*みち キレイな字が書けると人生はもっと美しくなる

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2005年09月27日
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カテゴリ:書道教室のこと
今日は、書道の出稽古の日でした。

とってもステキなマダムは、今回も私のために(照)
こんな美しいおもてなしをしてくださいました。

私が写真を撮ろうとすると、

「やだぁ~先生、お恥ずかしい・・・」

と、止められそうになりましたが、

「あまりにステキなので、お願いします!」

とお願いして、激写(笑)。

レッスン前のお茶タイムはいつも、楽しく、心が温まります♪

===

今日のレッスンは、前回の復習から入りましたが、

かなり勉強熱心なマダムは、
たくさん書いては捨て、途中であきらめては捨て、
残された中から、納得いく作品を見せてくださいました。

それらは、とてもバランスよくまとめられていましたが、
私は一つ、マダムにお願いをしました。


「書いている最中で、もし気に入らなくても、

最後まで書いてくださいますか?」


マダムには、4文字のお手本を差し上げています。

前回のお手本は、1字目が割りと難しかったので、
気に入らないと、途中でやめていたそうです。

確かにそういうときもありますし、気持ちもよく分かります。


ただ、書道では、終始一貫、作品は最後まで、
同じ気持ちで書くことが大切です。

それを筆意(ひつい)というのですが、

この筆意があるのと、ないのでは、

作品として眺めたときの完成度が違います。


筆意がある作品は、全体の流れ、気持ちの統一が見え、
とても清々しい、バランスの取れたものになります。


ところが、筆意がない作品は、
バラバラとまとまりがなく、
ただなんとなく、字が書いてあるという、
つまらないものになります。


筆意は、気持ちの流れなので、
外からは見えないようですが、
作品になったとき、それは、字を通して全面に訴えてきます。

とても美しいのです。


それから、続けて書くというのには、もう一つ、意味があります。


作品には、時に「捨て字」があると良い場合もあります。

例えば、1文字目でちょっと失敗したな~と思っても、
次の2字、3字が良く書けることがあります。

そして、結果的に、
1文字目が捨て字となって、残りの字の美しさを引き立て、
全体の作品が良くなることもあります。


主役と脇役のバランスです。


これをお話ししたら、

マダムは、

「分かります!お花と一緒ですね!!」

とおっしゃってくださいました。


マダムは、お花の先生でいらして、
青山を始めとした都内各所でレッスンをされていらっしゃるのですが、
この主役と脇役のバランスは、
お花の世界でも、同じようにあるとのこと。


「お花でも、主役と脇役があって、

時に、脇役をば~っと主役にすることもありますが、

全部が主役と言うことはありえませんもの!」


と、マダムは、教えてくださいました。


今日のレッスンでは、同じ「道」がつく世界での、

共通ルールを発見することができて、

とっても勉強になる1日でした。









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最終更新日  2005年09月28日 11時33分54秒
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