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書道のはな*みち キレイな字が書けると人生はもっと美しくなる

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2005年10月20日
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カテゴリ:書道教室のこと
バタバタしていて、更新が遅くなってしまいました。

ごめんなさい。

まずは、昨日の日記の続きから、、、。

===

京都の大先生は、現代書道をリードする20名の先生方の1人です。

書いている姿は、本当に楽しく遊んでいるようで、
多くの方から、天才と言われるのも、至極当然、
私は心の底から感動したのを昨日のように覚えています。

大先生のお稽古には、それこそたくさんのお弟子さんが集まります。
午前から夕方まで数えたら、何百人といらっしゃっています。

私たち東京組は、始発で京都に向かい、
9時くらいからスタンバイしています。
(そうしないと、日帰りできないのです。)

さて、10時頃、大先生がお見えになり、
稽古場には緊張が走ります。

が、大先生は、とても温厚で優しいので、
一人ひとりに、ゆっくりと話しかけ、
作品を見ながら、アドバイスしてくださいます。


いよいよ私の番になったとき、大先生の第一声は、

「悪くないなぁ・・・。」

でした(汗)。


そして、

「若いのに、よう頑張って書いとる。
ただ、通さんと。まっすぐ。それが大事やで。」

で、終わりでした。。。


正直、呆然としてしまい、
いったいどう解釈してよいやら、さっぱり分かりませんでした。


大先生からは、字のアドバイスも、線のアドバイスも全くなく、
ただ、まっすぐ書けと言われただけ・・・。


ど~したらよいんだろう・・・・。


と、しばらく釈然としませんでした。


ただ、大先生がおっしゃるからには、当然それが大切なわけで、
私の番が終わった後も、
私の先生と一緒に、他のお弟子さんの作品を見て、
大先生のコメントを伺っていました。


すると・・・・。

「まっすぐ書くこと」の大切さが、じわじわと分かってきました。


見れば、確かに一目瞭然なんです。


まっすぐ書けている作品は、とてもキレイ。
書いてある字もイキイキとしています。


ところが、まっすぐかけていない作品は、
なんだか、見ていてツライのです。

どこをどのように、眺めたらよいのか、
作品を味わう前に、どこか違和感があるのです。


なるほど・・・。
これなんだ・・・。


===

帰りの新幹線の中で、私は私の先生と隣りの席に座り、
いつまでも、まっすぐ書くことの大切さを話していました。

もちろん、私の先生も、ずっと昔から同じ事をおっしゃっていましたが、
京都のお稽古場で、大先生とお逢いし、膨大な作品の数々を眺めていたら、
すっと、その感覚が入り込んでくる瞬間があって、
やっと体全体で、理解することができたのです。

「だから、あなたを京都に連れて行きたかったのよ。」
と、先生が笑顔でおっしゃっていました。


===

ただ、まっすぐ書くといっても、大きな意味があります。

字の中心を通すこと。
字の流れを作ること。
行間を通すこと。
作品の最初から最後まで、同じ気持ちで書くこと。
名前も、作品の一部であり、やはり同じ気持ちで書くこと。

これができて、初めて、
字自体の美しさも活きてきて、完成度の高い作品になるのです。


それが分かってから・・・

「見ていて、清々しい気持ちになる作品」

の極意が見えてきたように思います。


===


今日は、午後から社中展に行ってきます。

もっともっと精進するために、

「まっすぐ書く」ということを、

改めて、見つめてこようと思います。






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最終更新日  2005年10月21日 11時46分26秒
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