全て
| カテゴリ未分類
| 芸術
| うつくしいもの
| 印刷やのできごと
| おいしいもの
| みやのひらめき
| 書道教室のこと
| ビビビっ
| おかいもの おかいもの
| 今日の出来事
| 本を読みました
| マスコミ掲載記事
| 愛する書道具
| 子どもといっしょ
| ワークライフバランス
| 字を上達させるコツ
| 書道の学び
| レッスンレポート
| 字は贈り物
| 拙著のご感想をいただきました!
| 起業ストーリー
| 私らしい書道教室の開き方
| 生徒さんが教えてくださった美しいこと
| 書道家のための教室開業コース
| 手帳術
| 親の言うことを聞かない息子の字の上達方法
| 夢グリッシュ@英語の学び
| 執筆パタパタ
| 起業ストーリー2
| Go!abroad!
| サロン運営コンサルティング
| 水書き書道
| エグゼクティブ書道
| スキマ時間の使い方
| 才能学
| しゅわしゅわコンサル
| プロダクション事業
| note公開
| 回答編
| 365日スタートアップ大作戦
| デコ書道
| ひかり塾
| 憧れの人
| 漢詩書道
| ホテルライフ
| インスタライブ
| 美文字の救急箱
| 球団を超えて野球好き
| stand fm
| フェリシモオンラインサロン
| stand fmと
| トークライブ
| 書道史サロン理論クラス
| 書道家オーナーズサロン
| 書道家のためのスカウトキャラバン
| 筆跡診断コンサル
| 売れる書道家になるための音声プログラム
| 【書道で生きていくための学校】
| 出張日記
| 出版セミナー
| おむすび書道BAR
| コンビニプリント開運文字
| ご依頼作品
| はなみちプロダクション
カテゴリ:書道教室のこと
バタバタしていて、更新が遅くなってしまいました。
ごめんなさい。 まずは、昨日の日記の続きから、、、。 === 京都の大先生は、現代書道をリードする20名の先生方の1人です。 書いている姿は、本当に楽しく遊んでいるようで、 多くの方から、天才と言われるのも、至極当然、 私は心の底から感動したのを昨日のように覚えています。 大先生のお稽古には、それこそたくさんのお弟子さんが集まります。 午前から夕方まで数えたら、何百人といらっしゃっています。 私たち東京組は、始発で京都に向かい、 9時くらいからスタンバイしています。 (そうしないと、日帰りできないのです。) さて、10時頃、大先生がお見えになり、 稽古場には緊張が走ります。 が、大先生は、とても温厚で優しいので、 一人ひとりに、ゆっくりと話しかけ、 作品を見ながら、アドバイスしてくださいます。 いよいよ私の番になったとき、大先生の第一声は、 「悪くないなぁ・・・。」 でした(汗)。 そして、 「若いのに、よう頑張って書いとる。 ただ、通さんと。まっすぐ。それが大事やで。」 で、終わりでした。。。 正直、呆然としてしまい、 いったいどう解釈してよいやら、さっぱり分かりませんでした。 大先生からは、字のアドバイスも、線のアドバイスも全くなく、 ただ、まっすぐ書けと言われただけ・・・。 ど~したらよいんだろう・・・・。 と、しばらく釈然としませんでした。 ただ、大先生がおっしゃるからには、当然それが大切なわけで、 私の番が終わった後も、 私の先生と一緒に、他のお弟子さんの作品を見て、 大先生のコメントを伺っていました。 すると・・・・。 「まっすぐ書くこと」の大切さが、じわじわと分かってきました。 見れば、確かに一目瞭然なんです。 まっすぐ書けている作品は、とてもキレイ。 書いてある字もイキイキとしています。 ところが、まっすぐかけていない作品は、 なんだか、見ていてツライのです。 どこをどのように、眺めたらよいのか、 作品を味わう前に、どこか違和感があるのです。 なるほど・・・。 これなんだ・・・。 === 帰りの新幹線の中で、私は私の先生と隣りの席に座り、 いつまでも、まっすぐ書くことの大切さを話していました。 もちろん、私の先生も、ずっと昔から同じ事をおっしゃっていましたが、 京都のお稽古場で、大先生とお逢いし、膨大な作品の数々を眺めていたら、 すっと、その感覚が入り込んでくる瞬間があって、 やっと体全体で、理解することができたのです。 「だから、あなたを京都に連れて行きたかったのよ。」 と、先生が笑顔でおっしゃっていました。 === ただ、まっすぐ書くといっても、大きな意味があります。 字の中心を通すこと。 字の流れを作ること。 行間を通すこと。 作品の最初から最後まで、同じ気持ちで書くこと。 名前も、作品の一部であり、やはり同じ気持ちで書くこと。 これができて、初めて、 字自体の美しさも活きてきて、完成度の高い作品になるのです。 それが分かってから・・・ 「見ていて、清々しい気持ちになる作品」 の極意が見えてきたように思います。 === 今日は、午後から社中展に行ってきます。 もっともっと精進するために、 「まっすぐ書く」ということを、 改めて、見つめてこようと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年10月21日 11時46分26秒
[書道教室のこと] カテゴリの最新記事
|