書道のはな*みち　キレイな字が書けると人生はもっと美しくなる

起業して８年目になりました。



先日、私のよき相談役であり、スタッフであるMちゃんと、


お食事しながら、









「８年目だねー。」



なんて、いろいろと話していたら、


なんだか感慨深くなりました。







３年間は無我夢中で走って、


４年目から少しずつ、自分の過去の棚卸から、自分だけの強みへと。


５年目には、アイデアをどんどん他の方にふって、


自分の手から離して表現していくことの重要性を知り、


６年目には、問題解決、場の在り方をひたすら考え、


７年目には、絆やつながり、心の行き場を強く意識して、事業展開していました。






そして、８年目の今、


今年も半年が過ぎようとして思うことは、


心が技術を超えるということ。




先月出版させていただいた


悪筆セラピーは、


ペン字における心技体を軸にした上達方法、


人生の好転例をお伝えしていますが、




私自身、書道のお稽古では、


とても不器用で、才能もありませんでした。




心構えが大切だと、なんとなくは分かりながらも、


それがどのくらい大切で重要かは、何年も経ってから知るところで、


それまでは、ひたすら、


姿勢だけはなんとか守っていたものの、


あとはテクニックにひた走るという有り様・・・。



そんな私は、


体から入り、技を通じ、心の在り方を考えるという、


逆の流れにはなってしまいましたが、



その分、いまは、


書道についても、


自分のお仕事についても、


心の在り方を軸に、物事をとらえ、考え抜くようにしたいと意識しています。




心が整えば、字は自然とよくなる。



詳しくは書籍を読んでいただくとしても、



それは私や生徒さん達からの経験値でも明らかで、


そのくらい、


心は本当に大切。



でも、


人からは見えづらく、自分でも分かりにくいことがある。







体調が優れないのに、

心を整えるのは難しいし、


技術もないのに、

自信を持って書くのは難しいかもしれない。




そんなときは、


自分の心の一番外側である部分＝体から、


ひとつずつ、丁寧に考えていくと、


割と上手くいくのではないかと思っています。



体を整え、心のスイッチを切り替える。




そうすれば、自然と、


心が整ってくる。





心の部分さえしっかりしていれば、


字はもちろん、


良い方向に行くことはたくさんあると思うし、


実際、心が技術を超えるということは、あると思う。




2009年、と、ずいぶん前に読んだのですが、



作家　黒川創さんの指点字についてのコメントが印象的でした。



技術を導くものは、


いつでも、それに先だつ、


たった一人の誰かの、強い願望なのだ。


（この記事のブログを発見したので、リンクさせていただきます。）



書道のはな＊みちは、


ひとりひとりの心が一緒になって作り上げるものでありたい。




講師やスタッフはもちろん、

ここに通ってくれるお弟子さん、生徒さんたちと一緒に。




主宰としては、

絶対にその軸はぶれないし、

そのために自分の心の在り方、イメージ、行動、も

至る所に徹底していきたいと改めて思っています。



そして、、、





このお店はとてもよかったので、


また行きたいと思います