書道のはな*みち　キレイな字が書けると人生はもっと美しくなる

今日は七夕ですね。






娘が通う幼稚園のホールにも素敵な飾りが。






先週、娘が、

「トラックに乗って、笹がくるんだよー！」


と言っていたのですが、


本当に見事な七夕飾りでした。





ちなみに、笹に願い事を書いて結びつけるのは、日本独自の文化です。



そして、とても神聖なこと。




笹が出来る竹は、まっすぐと天に向かって成長していく植物です。



そして、笹の葉は天近くで風に揺られサラサラと音を出します。



この音が天上からご先祖様の霊を呼ぶとされているので、


笹は神聖な植物だと言われ、



願いがちゃんと天やご先祖様に届くようにと、


七夕に使われているんだそうです。



七夕は、


江戸時代に庶民に広まった風習で、


七夕の由来のお祭りである乞巧奠（きっこうでん）で、


手芸の上達が願われていた事が元となっています。



ですから、書かれていた願い事は、


例えば「お金持ちになりたい」というような願いではなく、


「手芸が上手になりたい」


「習字が上手くなりたい」と言った手習いごとの上達への願いでした。





これを考えると、


子供たちに短冊に書いてもらうのは、


将来、何になりたいかではなく、


どんな事が上手くなりたいかというのがベストなのでしょうけれど、、、





「プリキュアになれますように。」



これが娘の願い事でした（やっぱり！）。




由来はともかく（笑）


子どもたちの夢やなりたいものが書いてある短冊を


ひとつずつ見て回るのは、


とても楽しい時間でした。