書道のはな*みち　キレイな字が書けると人生はもっと美しくなる

つないだその手のあたたかさに、心が潤うときもあれば、
その手を振り払いたくなるほど、イヤな気持ちになるときもある。

これからもきっと、
靴下のたたみ方や、トーストの焼き加減、人参の選び方など、
ささいなことで揉めるんだろう。

話しの途中で寝ちゃったり、
酔っぱらったあなたを介抱するのにうんざりするかもしれない。

こんな想いをするために一緒にいるんじゃないって、
飛び出すこともあるかもしれない。

でも。



夜空を見上げれば、いつでもそこには輝く月がいて。
満ちたり欠けたりするけれど、いつでも私の行く先を照らしてくれる。

花は私。月はあなた。

毎日、毎夜、月を見ているのに、
どうしてもう月を見たくないとは思わないんだろう。

こんなに気紛れで、気持ちが変わって、
優しいときもあるけど、
傷つくことだってたくさんあるのに。

ね、
どんなに気持ちが揺れたとしても、やっぱり、私は。

今夜も月が見たいんだ。

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揮毫は裏メニューなのですが、
どうしてもこの座花酔月を書いてほしい！とリクエストをいただいて、、、。


夜中から明け方にかけての月を観ながら、今までとこれからのお二人を思いながら、
筆を執りました。

ちなみに、私のオリジナル水書き書道と、
この額の作品は、同じ字ですが、全く雰囲気が違います。




同じ字でも、どなたに差し上げるかで、変化するのが書の素晴らしさ。

5月５日に沖縄でご結婚されるお二人に、、、
おめでとうございます。