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書道のはな*みち キレイな字が書けると人生はもっと美しくなる

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2016年07月14日
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カテゴリ:書道の学び
先日の産能大学での講座が終わった後、
40代半ばの男性が、素敵な面持ちで私のところにいらした。
「先生、こんなに手が楽になってしまっていいのでしょうか?」

大人は痛みに強い。捻挫しながらでも歩くことができる。
でもその無理した社会性、字を上達させるのに必要だろうか?

狙ったところにペンを落とせるコントロール力があれば、
すべては解決するのではないかと思い、
字の姿、形を追うより、身体の使い方に力点を置いてきた。

字が上達するメカニズム、イメージと一致させる腕の動かし方、
身体の機能について書かれた論文を読み漁っているうちに、
「小指球」という筋肉にたどり着いた。

小指の下にある小指球という筋肉を使い、肘との連携が取れれば、
コントロール力が増すという。
実際に試してみると、手が楽になり、自然に安定した線が引ける。

テニスと全く一緒だ。

テニス部だった私は、ラケットは下から、
つまり小指から握るようにコーチに何度も指導されてきた。

親指、人差し指、中指に力を入れてはいけない。
小指から握り、肘で返せば、かならずボールは相手のコートに入る。
そしてそれは、全くその通りで、私たちの中学校は都大会で3位まで入った。

調べていくうちに、ダーツも一緒だと分かった。
小手先ではなく、小指球と肘を使って的を狙えば当たる。

野球のバッティングもそうだった。小指球と肘の動きを意識して、バットを振る。
ちゃんと野球を習ったことがないので、プレイヤーの方には申し訳ないが、
小指球を意識して、タイミングが合えば、ボールは当たり、ヒットする。

そして、ゴルフも同じ筋肉を使うと上達することが分かった。

書道やペン字を上達させる小指球と肘の動き、
これらが、テニス、ダーツ、野球、ゴルフの上達と同じ理論だった。

私はテニス部だったので、それは証明できる。
ダーツもダーツバーに行けば当たる。
しかもお酒を飲めば飲むほどなぜか当たる(笑)。

そうだ、スポーツにおける脱力の重要性。
力めば力むほど、コントロール力が下がり、当たらなくなる。
無駄な力は一切いらない。
これも証明できた。

野球は難しい。テニスのラケットとは面積が全く違う。
なぜあんな細いバットにあんなに速い球が当てられるのか。
しかし、野球を始めた息子と一緒に
バッティングセンターに行き、フォームや小指球を意識するうちに、
なんとか当たるようになった。これも証明できた。

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最後はゴルフだ。

ゴルフはとてもおもしろいが、本当に難しい。
だいたいなぜ「動かないボール」に当てることができないのか。

動かないボールに一喜一憂する私。恥ずかしい。
テニスや野球だと当たるのに。でも逆に思った。

相手が打ったり投げたりしてくれるボールには動きがある。
そして、その力を上手にお借りしているから、とても楽なのだと。
動いていないボールは自分の遠心力で、カップまで運ぶしかない。
しかも当てようと思うと絶対に当たらない。
クラブの柄の長さが果てしなく遠く感じる。

でも、絶対に証明したい。

実験なんて言ったら、絶対に怒られるだろうと思っていたけど、
正直な気持ちを話したら、
ゴルフの師匠は、それならパターからだね、と笑顔で教えてくれた。

下半身を固定し、体重移動はしないで、ただ振り子のように振るだけ。正しいフォーム、小指球を意識する。
師匠の言う通りに振ったら入った。びっくりした。
それも面白いくらい入る。すごい。身体が出来ると結果は後からついてくる。
全く書道と一緒だ。

ちょっと欲を出して、狙おうという心理が働くと反れる。
強すぎると、カップの上をボールが滑る。
弱すぎると届かない。

うまく書いてやろうと狙うと、線が曲がる。
筆圧が強すぎると、ハライが滑る。
弱すぎると線の長さが届かない。

書道と同じ過ぎて、感動のあまり、いちいちリアクションが派手になる。
自分でも鬱陶しいと思うくらいのリアクション。でも嬉しい。

師匠はもうレッスンプロは引退されてショップオーナーなので、
特別にお願いしてレッスンをつけてもらえたけれど、これは本当に幸運なことだった。

あとは師匠がいなくても、ちゃんと狙ったところに入るように、
自分の腕を磨き続けて、コントロール力を上げなければ。
まだまだ私の壮大な実験は続く。

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最終更新日  2016年07月15日 03時49分59秒
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