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書道のはな*みち キレイな字が書けると人生はもっと美しくなる

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2018年05月15日
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カテゴリ:芸術
【ストリートスマートになれ:
世の中の人たちがやってはいけないと
勝手に思い込んでいることのすきまを突く】

おはようございます。
書道家の高宮華子です。

この週末は、ご存知の方にとっては、
怒涛の2日間で、
私が1年で一番緊張する時間でしたが(汗)


rblog-20180515032603-00.jpg


おかげさまで、
いろんな社中のお仲間に入れていただけて
さらに学びが深まりました。

重鎮の先生方の中にいても、

「心を先に出して仕事しているところがいい」
「だからいいお弟子さんがつく」
「あなたがやってることは素敵だと思う」
「これからはあなたの時代だから頑張って」

とまさかの激励をいっぱいいただいて、
死ぬほど胸が熱くなりました。

(こうして大先生方はハッパをかけて
弟子を育てていらっしゃるのだと思いましたが)

私が心がけていることは、
伝統と品格を守りながら、
常に時代感を忘れず、
いい意味で、
常識の壁を超えていきたいなと
思っているのですが、

ベースは覇道より王道なので、

素晴らしい我が師に就いて、
たくさんのお弟子さんがはなみちにいてくれて、
その道をブレずに歩いていけているからこそ、
いただけた言葉だと思い、
本当に皆さまのおかげ、感無量でした。

ああ、死ぬほど怖かったけど(笑)

rblog-20180515032603-01.jpg


この2日間は、
先日読んだ、尾原和啓さんの#どこ誰を読んで、
とっても響いたところとも重なったのですが、

改めて、常識の壁を超える
ストリートスマートって
とっても大事だなって思ったんです。

===

臨機応変に「それってこういうことだよね」と
そもそもの本質に立ち返って考える力を、
ストリートスマートと言います。

対して、本に書いてあるような
お勉強ができる賢さは、
ブックスマートと言われています。

たとえば、あるキャンペーンで
「かけられるコストは100万円以下」という
制約条件を与えられたときに、
「その100万円以下というのは
本当に制約条件なのか?」
と疑うのが、ストリートスマートです。

===

プロジェクトマネジメントは
クオリティとコストと納期のバランスを
どう取るかで決まります。

クオリティをマックスにするのが目的関数で
コストと納期は制約条件です。

ところがクオリティを高めようとすると、
コストはどうしても上がってしまう。

そこで、そもそも「100万円以下」という数字は
絶対なのかを疑ってみます。

===

よくよく調べると、この制約条件は
「コストを売上目標500万円の20%以内に抑える」
というところから出てきたらしい。

だとしたら、制約条件は
「100万円以下」ではなく、
「売上の20%以内」であるはずです。

そう考えると、売上を倍にできるなら、
コストも倍の200万円まで
かけることができます。

200万円かければ、
クオリティも上がって、
納期も短縮できる。

みんなが勝手に
「100万円以下で3月末まで」
と思いこんでいるなら、
その裏をかいて制約条件を見直せば、
突然選択肢がグンと広がる。

それがストリートスマートの考え方です。

===

こうした思考ができるとどうでしょうか?

===

たとえば、お弟子さんや私を例にとれば、

5/末が西安碑林国際書法展の締め切り
6/10が昇段試験の締め切り
6/中が読売書法展の締め切り

これらの締め切りは制約条件です。
出品料なども資格によって決まっていますから、
これも変えられない制約条件です。

では目的関数は?

今の自分で最高の作品を仕上げる

ということですよね。


rblog-20180515032603-02.jpg


でも、時間がない、
用具代におかけるお金があまりない、
とお弟子さんたちは悩みますが、
果たしてそうでしょうか?

最高の作品を仕上げるために必要なのは、
なにも時間とお金ばかりではありません。

よく、先生方からも、
1000枚以上書け、とにかく練習しろ、
10万円以上の墨を使え、紙は惜しむな、
と言われたりしますから、気持ちは分かります。

これがいわゆるなんとなくの
暗黙の了解だったりして、
もちろん私もやりましたし、
それはある意味通るべき道ですが、

それを聞いて、やりたいならやればいいし、
できないなら、できないなりのやり方を探す。

目的は1000枚書くことではなく、
最高の作品を仕上げること、ですよね?

作品のクオリティを最高にするべく
新しいアイデアや解決方法を考えるのです。

ビジネスと一緒ですが、
十分時間があるとき、十分お金があるとき、
なんて、ほとんどないのです。

ちなみに私の乗り切り方は、

イメージとしては、

とにかく心の状態を良くして、
嫌なことは絶対にしないし、
心のエネルギーが絶対に不足しないように、

当たり前だけど、自分にいっぱい投資して、
自分というダムに
いっぱい水を入れるようにして、
溢れだす力を湛えつつ、
毎日をご機嫌で過ごせるように、
特に展覧会期間はそう調整しています。

具体的には、

墨をする元気がないときは、
書仙の金ボトルの墨液に
少し水を埋めて使って書きますし、

本番用の紙をたくさん使えない時は、
(高いですからね!)
練習という概念は捨てて、
全部本番のつもりで書くようにして、
枚数をしぼったり、

書く気力がないときは、
しっかり師匠の書や古典を鑑賞して、
全部細胞に取り込むようなイメージをもって、

お守りのように、
師匠のお手本を抱きながら
夜眠ったこともあります(乙女か・笑)

こうやって、
今ある当たり前だと思っていた常識を
いったんは疑ってみて、
別の説明を成り立ててみてください。

自分なりの切り口が見つかったとき、
それは突破口となって、
また一段、成長できるはずです。

さて、今日は9時半から終日、
大好きなお弟子さんたちとのお稽古。
スパルタを振りまいてきまーす。





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最終更新日  2018年05月15日 03時26分06秒
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