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カテゴリ:私らしい書道教室の開き方
おはようございます。 書道家の高宮華子です。 まだ梅雨が長引いていますね。 そろそろ太陽が恋しいですが 雨を楽しむ時間も大事ですね。 さて、 以前から、 書道のはな*みちに 多くお問い合わせいただいているのが、 「書道教室の立ち上げ方」です。 書道家になりたい! 書道教室を開きたい! という夢を持った方を、 応援するために起業物語を書き始めました。 おかげさまで、たくさんの反響、 ご好評をいただき、 とっても嬉しいです。 同じような境遇の方もいらしたりして、、、 嬉しい驚きもありました。 今日も続きを掲載します。 === 第5回 某カルチャースクールの校長先生に 書道はマイナーと言われ落ち込む めでたくお免状も取ることができ、結婚した私は、 仕事も派遣社員やパートに切り替え、 無理なくお稽古に通ったり、 週末にはお友達に書道を教えたりしていました。 そのときは、書道教室を開こう!という 夢があったわけでもなく、 仕事上の夢は、営業ウーマンでした。 なので、書道は、趣味程度に、 お友だちと楽しくやれればいいなと思っていました。 ただ、お友達とはいえ、 実際に教え始めると、 自分がしっかり基礎を教えられなければいけないと、 徐々に使命感が強くなり、 まさに「教えることは教わることだな」と感じていました。 そんなある日、 私の母が、 とあるカルチャースクールのチラシを見て、 こう言いました。 「あら、このスクール、書道の講座がないわ。 どこにでもあるのに、変ね~。」 確かに書道講座は、どのスクールにも入っているので、 私も、何でだろう?と不思議に思いました。 「華子、ちょっと聞いてみたら?」 と母が言うので、 私もあっさり、そうねと電話で問い合わせてみました。 チラシに書いてある電話に問い合わせをし、 担当の方とお話すると、 意外な答えが返ってきました。 「書道は、マイナーなのか、 あんまり人が集まらないんですよねぇ。」 「!!!」 うまく表現できないくらい、 私の頭の中には衝撃が走りました。 書道がマイナー??? 日本の文化なのに??? 興味がある人がいない??? 書道も、今まで自分がやってきたことも、 すべて否定されたかのような、 大きなショックを受けました。 私は、 カルチャースクールを運営されているという立場の方に そう言われたのが更にショックで、 「書道は決してマイナーなんかではないです。 興味がある人、必要としている人は、たくさんいます! マイナーだとすれば、それは書道が誤解されているからです。 私の書道教室では、そういった角度ではなく、 厳しくもちゃんと結果がでるように かつ、 わきあいあいと、楽しくレッスンしています。 お弟子さんは200人もいますし! かくかくしかじか……。」 問い合わせをしたのが、 いつのまにか、こんなことになり、 その後、何を言ったか覚えてないほど、 熱弁を振るってしまっていました。 === 熱意が通じたのか、 担当の方はしっかり聞いてくださいましたが、 「うちは、 お付き合いのある書道の先生もいらっしゃいますし、 なかなか急にというわけにもいきませんが、 もしよかったら、 あなたの書道教室の資料だけでもお預かりします。」 ということで、電話が終わりました。 !!! あなたの書道教室!? あなたの!? わー。やっちゃったよ……。 もう、皆さん、お分かりですね。 私が熱弁していたのは、 あくまでも私が通っている 「師匠の書道教室」のことでした。 厳しくも楽しく結果がでる お弟子さんが200人もいる書道教室なんて……。 私の師匠のお教室しかありません! 私は教えていると言っても、 まだお教室は立ち上げていなく また師匠のお教室を紹介しようにも もうお弟子さんは取られていない状況。 「ああ~、なんでこんなにムキになっちゃったんだろう。」 とちょっと反省もしましたが、 そのとき、やっと自分のなかで、 やっぱり書道が大好きなんだということに気づきました。 大好きな書道を、みんなに伝えたい。 キレイな字を書くことは、素晴らしいこと。 マイナーと言われるなら、 みんなに受け入れられるように頑張ればいい。 自分の中で、膨らんだ気持ちは、 やがて大きな使命感になっていきました。 「華子、あんなこといっちゃって大丈夫なの? 書道は趣味でやってるんじゃないの?」 と、母が心配そうに聞いてきましたが、 もう後に引く気もありません。 とにかく、やるしかない。 自分の中で、 大きく前に出なくてはいけない時がきたのです。 続く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年07月22日 12時20分17秒
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