テーマ:妊婦さん集まれ~!!(4775)
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寺山心一翁先生との、初めての個人セッションがあった。 寺山先生だけでなく、こういった類のものは、生まれて初めて。 科学万能な世をいまだに信じていて、精神世界のことを宗教と一緒にしている旦那には、私が出かける上で、どう説明してよいのか、困ってしまった。 「日本から来ている寺山先生に、いろいろ相談してくる」 と言い残し、パロスバーデスの会場(みつこさんの家)へ。 あらかじめ、何を相談したいのか、メールで送ってくれと言われたとき、「特に相談したいことはないけれど、1ヶ月後に子どもが生まれるので、良い関係を保つアドバイスをください」と書いておいた。 寺山先生は、末期癌から健康体になったという人。 ご自身の癌治療を通して、現代の医療にはかなり、批判的な方である。 私も、産婦人科での経験からも、「現代医療はおかしい」と思うことがある。 「こちらでは、妊娠したら、生まれるまで飲みなさいと、栄養剤を処方されるんです。食事に関する指導などは、一切ありません」と言ったら、びっくりされていた。 最近、足がつってばかりで、「カルシウム不足なのだ」と思い込んだ私は、みつこさんの家に行く前に、薬局へ行って、カルシウム剤を買おうとした。 親切な薬剤師がいるところへ行って相談すると、「栄養剤にはカルシウムも入っているから、本当にそれが必要なのかどうか、ドクターに聞いてからにしなさい」と言われてしまった。 寺山先生に、「今まで順調だったんですが、最近よく足がつるんです」と言うと、それはカルシウムのせいではなく、足の筋肉に、血液が回っていないからだ、とのこと。 赤ちゃんが骨盤を圧迫するから、それは仕方のないことなのだけれど、もし足がつったら、つっている筋肉を弛緩させて(リラックス)、そこに意識を置く。 リラックスするときは、背骨も首も、リラックスさせて、まず息を「吐く」。 「はあーぃ(愛)」と、声を出すと良いそうだ。 身体の痛い部分をリラックスさせるという方法は、陣痛時にも応用がきく。 ラマーズ法の本には、呼吸法と、お腹が痛くなったときは、努めて回りの筋肉をリラックスさせることが重要、と書いてあった。 しかし、なかなかリラックスするのは難しい。頭で考えてできることではないから。 しかも、私は「リラックスする」ということは、意識を遠のけることだと思い込んでいたのだ。 寺山先生は、私のオーラを見ながら、意識をリラックスさせる部分に持っていくように、と指導してくれた。 リラックスに関しては、今後も練習が必要だ。 自然に話題が、前から気になっていた、会陰切開のことになった。 先生は、金儲けのために、不必要な会陰切開をするケースもあるとおっしゃった。 私も、今まで羊水検査や糖尿病検査など、不必要だと思った検査をやらされた経験があるので、それはありうると思う。 ひどいのになると、「会陰切開をすると膣が締まり、ご主人も喜びますよ(!)」などと言う医者もいるらしい。 そうか。相手がドクター・リムでなくても、病院に行ったら、最初から「何があっても、会陰切開はしないでください」と主張してみようかな。 羊水検査と糖尿病検査は、ドクターの言うがままに受けたのだが、案の定何も異常なかった。今度は、自分の直感を信じて行動してみようかな。 その結果、仮に会陰が裂けちゃったって、彩(お腹の子)には影響はないし、私だって別に死ぬわけじゃないんだし。 なあんて、すっかり、その気になっている私。 最後に先生は、彩のために、お得意のチェロで子守唄を弾いてくださった。 魂に響いてくるような、素敵な演奏だった。 きっと、彩も、生まれてからもこのことを覚えていると思う。しゃべれるようになったら、聞いてみよう。 セッションが終わると、身体中が熱くなっていた。 帰り道、車を走らせていると、軽い吐き気が。きっと、先生のエネルギーをたくさん浴びたことで、エネルギー酔い? になってしまったのかも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.07.09 06:50:27
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