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どこかがとても似ていて、どこかがまったく似ていない、そういうカップルが、夫婦としてうまくやっていけるんじゃないか、と思う。
すべて似ていたら、嫌になるじゃない。自分自身を見ているようで(嫌にならない人もいるんだろうけど)。 でも、まったく違ってても、共通点がないことになる。 周囲のカップルを見ていても、みんなそうみたい。私とたけも、そうだ。 私は、典型的文科系人間で、たけは典型的理科系人間。 だから、メールや年賀状など、交際関係のことは私が引き受け、家の電気配線やビデオ設定など、機械関係のことはたけが受け持つ、ということになっている。 そのふたりに共通するのは、「行事などには無関心」。 クリスマスは、「別にクリスチャンじゃないんだから」。 お正月に、ご馳走は食べない。「おせちなんて、おいしくないし~」。 バレンタインのチョコもなし。「チョコレート屋の陰謀に乗ることなんか、ないよね」。 そういう共通点は、一緒に暮らす者同士として、重要である。 私が行事に無関心なのは、親がそうだったから。 でも、子どものときは、それが嫌だった。 だから、自分の子どもがもう少し大きくなったら、クリスマスはもみの木を買ってきて飾ったりしてあげようと思う。 2月22日の結婚記念日は、かろうじて覚えやすい日だったので、忘れられることはなかった。 ケーキを作って、食べておしまいだったけど。 赤いバラの花束でも飾りたかったけど、自分で買う気はなかったし、たけが買ってくることははなから期待してなかった。 ところで誕生日は、プレゼントはこれが欲しい、とリクエストしない限り、もらえないと思う。 思う、というのは、リクエストしなかったことがないから。 今月は、私の誕生日がある。今年は、ペットの毛も簡単に取れるという、サイクロン掃除機をリクエストした。 実用的なものだけれど、今の私には、アクセサリーなんかよりもずっと、もらって嬉しいものなのだ。 私の誕生日の頃には、娘がハイハイしながら、家中を探索していると思うから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.03.03 14:12:19
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