ロス在住・のりの生活記

今日は、グッドフライデーの祝日だそうで、旦那が会社を休んでいる。
いつものように、朝の８時になり、娘に離乳食をあげていると、突然「写真を撮ろう」と言って、デジカメを持ってきた。

ちょうどほうれん草を食べて、口の周りが緑色になっていたので、その顔を写真に撮るのも可愛くていいだろうと思い、私は退いたら、「のりちゃんも、一緒に」と言う。
「考えてみたら、娘とのりちゃんのツーショットの写真は、あんまりないから」

娘が生まれて、７ヶ月半。
娘だけの写真はいっぱい、私が撮った旦那と娘の写真はそこそこある。
しかし、娘と私とのツーショットの写真は、旅行に行ったときのものを除くとわずか３枚。

その事実に、やっと今ごろ気づいたのかよー！
私もいちいち「撮って」と頼むのは面倒だし、初めての離乳食をあげたときに、写真を撮ってと頼んだら「食事に集中できないから」と断られたことがあって、それ以来、写真のことはあきらめていたのだった。

だから、「撮ってあげる」と言われて、ありがたいというよりは、そのあきらめて忘れたつもりでいた気持ちがよみがえってきて、「何をいまさら！」と腹が立った。
しかも、ノーメークなのにぃ。でもこのために、急いで化粧するのも面倒くさい。

いや、ここは素直に撮ってもらえることを感謝しなきゃ、と気持ちを鎮め、ノーメークのまま、カメラに向かってニコリ。
できた写真を見た旦那、「よく撮れてる」と言ったものの、「あ、のりちゃん、眉毛が途中で切れてるよ」

私の眉毛は形が悪いので、普段は眉尻だけ剃って、ペンシルで描き足しているのだ。
化粧をしないと、顔色が悪く映るなあとは思っていたけど、眉毛のことは、気づかなかった。
だから、急にやりなれないこと（私の写真を撮ること）をやるな、っていうのよ～（怒）

・・・と言いたくても面と向かって言えず、私が心の中で葛藤していることには全く気づいていない旦那が、こう言った。


「パソコンで画像処理すればいいじゃん」


あ、そうかその手があったか。
今日はなんだか冴えているな、旦那よ。