カテゴリ:カテゴリ未分類
昨晩は、「ラスト・クリスマス」というフジTVのドラマの最終回だった。
昨年11月に、日本に里帰りしたときにやっているのを見たので、それから5ヶ月遅れで、ここLAで放送している。 いまどき珍しい純愛ドラマだし、季節は冬なので、「ははーん、これは冬ソナを意識しているな」と思った。 最後は、白血病(らしい)のヒロインが、シアトルへ手術しに来る。 手術は失敗だったのか? と一瞬視聴者を思わせておいて、実は1年間の療養生活を送って元気になる。 片方がアメリカに行って手術をする。それが成功して、再会する・・・という結末も、冬ソナと一緒。 しかし、このドラマはまったく期待外れだった。 冬ソナには遠く及ばない。 別に、冬ソナを意識したドラマじゃないよ・・・っていうんだったら、少しは見習え! と言いたくなる。 「シアトルって、こんなに雪深い所じゃないよ」 「どうして、イエローナイフに、オーストラリアなまりの英語を話すガイドがいるの?」 「1年間もアメリカで療養していたら、医療費いくらになると思ってんの?」・・・等々、ついつい余計なことを考えてしまう。 ストーリーの中で、アメリカに行かせるなら、冬ソナのように、安易に海外でのシーンの撮影をすることは、避けた方が賢明だ。 それに、別のカップルがレストランでキスして、周囲の人たちが拍手する・・・というシーンに対しても、一言言いたい。 日本人は、公共の場で、そのような親密な態度はとらない民族ではなかったのか? そういう奥ゆかしさが、日本人の良さなのに。どうして、アメリカ人の真似をしたがるのか? 見ていて、とても恥ずかしかったぞ。 そういうシーンが出てこないところが、冬ソナ人気の理由のひとつではなかったか? 冬ソナを見たときは、「どうしてこんなドラマが、日本で大人気なの?」と思ったが、こうして比較するものがあると、やはり冬ソナは良かったなあと思ってしまう。 日本の純愛ドラマよ、がんばれ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.04.11 06:06:57
|
|