ロス在住・のりの生活記

昨日、母が日本から遊びに来た。
唯一の孫に会うのが目的だが、孫以上に喜んだのは、我が家の黒猫である。

子猫だったこの黒猫を拾ったのは、娘が生まれる３ヶ月ほど前の話。
娘が生まれたとき、母が日本からやってきて、１ヵ月半ほど滞在した。
母はその後も１回、我が家に遊びに来ている。

私は、娘が生まれてからは、あまりの育児の大変さに、全然黒猫を可愛がる暇がなかった。
哺乳瓶の乳首（ゴム製）を噛み切るなどのいたずらにも、猛烈に腹が立ったし。

そこで、我が家で一番黒猫を可愛がってあげたのが、母だったのである。
猫は記憶力が良いのだろうか。母が来ると、猫たちは決まりきったように、揃って玄関までお出迎え。

黒猫は、以前もそうだったように、さっそく、食卓に座る母にもたれかかって甘えていた。
他のお客様に対しては、最初のうちは警戒して近寄らないし、ましてやもたれかかるなんて、絶対にしない。

この猫が、ドアをかりかりするのは、愛情不足のせいなのかな？　と思うこともある。
昨晩は、ドアかりかりはしなかった。昼間、たっぷり甘えることができたからかな？