★。・明日に向かって・。★　　

「大人のピアノ」を習い始めてどれくらいかな。。たぶん２年くらい？

ピアノってものに対してアレルギーがあった私がとりあえず続けてこれたのは、素晴らしい先生との出会いがあったからだ。

日本で音楽大学を出てから、アメリカのバークレイ音楽大学でジャズ科におられたので、ただ単に譜面通り上手に弾くことより、音を楽しむということを重要視される。

その先生が、今月でヤマハを辞められることになった。

その先生の生徒には、色んなピアノとの関わり方をしている人がいる。

・単にクラスに喋りに来てるだけの人。（グループレッスンでワイワイとｗ）
・日常を離れて、週に１回の気分転換をしに来てる人（つまり練習はしてない。。）
・音楽の素晴らしさに魅せられて音楽大学に行くことにした人。
・才能をさらに伸ばして、アメリカの音楽大学に行くことになった人。

初めてピアノを触った人から、ガンガンやってる人まで、年齢も様々・・・

でも、その先生が人気がある理由は、

どの人に対してもピアノ（音楽）を好きになって欲しいという願いが一貫してること。
ピアノとの出会いを大切にして欲しいというか。。

だから、どんな生徒に対しても温かい目で接してくださるので、
ピアノ嫌いにならず、続けていけるんだろう。

本当にピアノ（音楽）が好きなんだなと思う。

実は今日ピアノの日だったんだけど、

先生が辞めるということで、今日だけで１３人の生徒がヤマハを辞めるということになったらしい。先生の魅力だけで続けていたということのようで、何か納得させられる。

先生がヤマハを辞められる理由は、もっともっとピアノで、いい音を出せるようにしたいからだそうだ。

高度なことを誰にでもわかり易く教えるのがすごく上手くて、ずっと西日本１のクラス数を持っておられたそうだけど、、確かに、単なる１人のピアノの先生にしておくにはもったいない。

ピアノは１日９時間弾かないといけないらしく、２日・３日あいたらゼロになるらしい。
イギリスと日本を行き来して、もっともっと音を追求していくそうだ。

きっと、もっと素敵なプレーヤーになって、「おばあちゃんになってもカッコよくピアノを弾いていたい」という先生の夢が叶えられることと思う。