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テーマ:英語のお勉強日記(8033)
カテゴリ:趣味のいろいろ
ネイティブの先生の英会話のレッスンを受け始めて、そろそろ5年目に入ろうとしている。
はじめ6人いたクラスのメンバーも、一人抜け二人抜け、今は私と50代後半のおば様とたった二人のクラスになってしまった。 そのおば様は万葉集の研究をされていて、美しい日本語をお話になる品の良いご婦人だ。 そして私は大学時代、国文学の勉強をしていた。 偶然、日本語に深く興味のある者二人が、一緒のクラスで英語の勉強をしているのだ。 当然、レッスンの会話の日本語訳もテキトーな日本語で間に合わせたりはしない。きちんとした、正しい日本語訳を目指すことになる。 先生が説明の途中で使われる日本語の使い方がちょっとでも間違っていようものなら、すぐに二人して指摘し、直して差し上げる。 我ながら「やりにくいクラスだろうなあ」と思ったりもする。 それで肝心の英会話の実力のほうなのだが、こちらはちっとも進歩しない。 日本語にはこまごまうるさいくせに、頭が英会話のつもりで働いている時には、平気でごちゃ混ぜにしたりする。 おば様も、日本語で話している時は「少しお待ちくださいね」と丁寧なのに、英語で会話している途中には平気で「ちょっとモーメント プリーズ」なんておっしゃる。 ところが、私たちのいつまでもどこまでもテリブルなイングリッシュに比べて、先生の日本語はこの4年で格段に美しくなった。 絶対、私たちの指導が良かったのだと思っている。 ちょっと複雑な気分ではあるが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年03月21日 23時34分13秒
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