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テーマ:今日聴いた音楽(75561)
カテゴリ:音楽
ここのところ忙しくて疲れ気味なので、できるだけ音楽を聴くようにしている。
普段も大抵、うちの中では何かしら音楽が流れているのだが、こういうときには意識して選曲したものを聴くようにしている。 その中から、特によくかけているCDを書き留めておこうと思う。 一枚目は村松健の「KEN plays KEN」というセルフカバーアルバム。 不朽の名作「春の野を行く」も入っている。 私は「悲しいほどのムラサキ」という曲が好きで、つい何かしながら口ずさむ。 最近ではアフラックのCMのバックに彼の音楽が流れているので、名前は知らなくても彼の音楽を聴いたことがあるという人は多いはず。 心からゆったり、のんびりしたい時にぴったりの音楽というのは、ありそうで実はなかなかないものだが、村松健の音楽には、深いところからじ~んわりとほぐされるような心地よさがある。 夕方、虫の声が聞こえてくる頃になると、このアルバムと、もう一枚「Pure Lave」というアルバムとを交互にかけている。 二枚目はPiano Lyricism という、ピアノ曲のオムニバス盤。 上に書いた村松健も2曲入っている。 他には、松岡直也、佐山雅弘、木住野佳子、アンドレ・ギャニオン、スティーブ・バラカット… 特に国分弘子のルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズと明日に架ける橋、小曽根真のビッグ・アップル・パイが気に入って、何度も繰り返し聞いている。 坂本龍一のメリー・クリスマス・ミスター・ロレンスは、私たちの年代にとっては、もうスタンダードといって良いくらいだが、中2の太郎には非常に新鮮に聞こえたらしく、さっそく楽譜を探しに出かけて行った。 食事中に小さな音で流すと、不思議と会話が弾み、必ず楽しい食事になる。 家の中でも、屋外でも、車の中でも、いつでも聞きたい一枚。 最後の一枚は、先月の末に発売になったばかりの「饗宴ラフレシア」というもの。 アニジャズという聞きなれないジャンルなのだが、何のことはない、アニメソングのジャズアレンジものである。 とは言え、これはちょっと…ただのアレンジもの、パロディものと言うにはあまりにも惜しい。 東京ブラススタイルという、金管楽器を中心とする女性達がやっているシリーズの2枚目。 たまたま発売の日に通りかかった雑貨店でかかっていたのを聴き、タイトルを確かめてすぐに買った。 宇宙戦艦ヤマトのテーマ、はじめてのチュウ、ガッチャマンの歌などが見事にアレンジされていて、聴きはじめはクスっと笑わせるが、その後じわじわと感動がこみ上げてくる。 特にアンパンマンのマーチの展開は素晴らしい。 何度聴いても、そしてこれがアンパンマンのマーチのいわばパロディであると分かっていても、ため息が出るほどの完成度に仕上がっている。 最後にはクレジットされていないサプライズも一曲入っている。 なんとなく元気が出ないけど、やらなきゃならんことが山のようにあるときには、これを聴くと良い。 聴きおわる頃にはけだるかった自分からぺろりと脱皮して、すっかり元気になれる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年09月08日 17時05分37秒
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