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テーマ:花と自然を楽しもう(15572)
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日曜日だけど、子供部屋の増築工事の追い込みに、大工さん達が来てくれている。
せめて日曜日くらいは、日ごろの睡眠不足を解消すべくのんびりと朝寝坊したいところなのだが、朝早くから仕事をしてくれる大工さんたちのことを思うとそうもしていられない。 (それに、寝ていようにも賑やかに家中に響く工事の音で、到底寝てなんていられない。) ダラダラとお昼まで寝てやるぞー!と勢い込んでいた気持ちにあきらめをつけ、洗濯物を干し、庭をぶらぶらと歩く。 今年はいつになく居候植物(植えた覚えがないのに、勝手に種が運ばれてきて我が家で繁殖する植物たち)が多い。 これはきっと、我が家の居候猫「クロちゃん」の仕業に違いない。 クロちゃんが近所の野原をあちこち歩き回って、顔や体中に草の種をくっつけて帰ってきて、うちの庭で毛づくろいをするものだから、今年は去年までうちの庭では見なかった種類の草がずいぶんたくさん芽を出した。 すぐに抜いたものは良いのだが、つい忙しさにかまけて放ったらかしになってしまい、かわいらしい蕾でもつこうものなら、もう抜けなくなってしまう。 花子が「そんなかわいそうなことしたら、絶対にゆるさへん!」と、保護命令を出してしまうのだ。 ヒメジオン? 「もしかしたらハルジオンかも」と思ったのだが、ハルジオンは蕾が垂れるらしい。 花だけで見分けるのは難しいらしいが、これはおそらくヒメジオン。 ニワゼキショウ 花子の大好きな花の一つで、よく学校帰りに摘んで帰ってきていた。 庭に生えてきて大喜びしている。 もしかしたら、彼女が種を持ち込んだのかもしれない。 ノースポール これは、本来なら園芸屋さんで種なり苗なりを買ってくる種類のものではないかと思うのだが、いつの間にか庭で咲くようになっていた。 近所に植えているおうちがあるわけでもないので、クロちゃんの仕業か、野鳥達が運んできたのかもしれない。 一度植えるとこぼれ種でどんどん増えるので、そのうち庭のあちこちに咲くようになるのだろう。 オオキンケイギク これもある年突然、庭で咲き始めた。 近くに、この花が沢山咲いている空き地があるので、どうやらそこから運ばれてきたようだ。 庭のいたるところで、マーガレットたちと陣地争いの熾烈なバトルを繰り広げている。 スイカズラ スイカズラは今年初めて我が家にやってきた、新入りの居候植物。 玄関脇のローズマリーの茂みに絡まるように育っていて、優しい良い香りを振りまいている。 私はジャスミンの花の香りはとても苦手で、だからこういった形状の花の香りはあまり印象が良くなかったのだが、これはとても清楚な香りがするので、抜かずに置いておくことにした。 このほかにも、シロツメクサはこんもりと大きな茂みを作っているし、キュウリグサは小さな小さな青い花を沢山咲かせているし、カタバミのピンクの花も、たんぽぽも、そこいらじゅうで咲いている。 へびいちごは真っ赤な宝石を撒き散らしたように地面にはびこっているし、巨大化したミツバもそろそろ花芽をつけ始めた。 花子は今年も「お母さん、ウチの庭さぁ、今年もちゃんと立派な野原に育ってよかったねぇ…」とご満悦である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年05月21日 11時14分10秒
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