わたしも病気だった
1月の終わりがけの夜、私は歩いて実家に帰った。毎晩倉庫で洗濯物を干しているのに、だんなが玄関のカギをしめた。何をやってもあけてもらえず、寒くてじっとしているのもいやだったから、山を越えて歩いて実家に帰った。歩いている間、ダンナに見つけ出してもらえたら・・・の思いがあったが、彼はオリコウに警察の指示をまもって家で寝ていたみたい。私はボーダーという病気らしい。多分その性質はもともともっていたのだろう(だんな談)記憶のフラッシュバック、責任転嫁、など、当てはまる点が多い。こうなったのは、二人の育児、多分娘の入園と義母のチホウの出現、家事一切を引き受けたことが起因となると思う。全部が全部私が悪いのか?私が弱いから?こうなったのは私だけの責任なのか?自殺したいが、あいにくお腹に3人目が住み着いていることが発覚。意地でも生んでやる!私がボーダーと知ってから、だんなはますますやさしい言葉をかける。でもすがりつくと、突き放す行動をするようになった。もうやめてほしい。ダンナは私の手元から子供たちも奪っていった。(半分は私自身のせい、半分はダンナが挑発したせい)私はこれからどうやって生活していけばいいのだろうか?妊婦では仕事も見つからないし、この病気は長期にわたり治療を要するらしい。完治する可能性もないことはないが、ありえないと言ったかんじ。うまく、なだめて折り合いをつけていくしかないらしい。とりあえず、カウンセリングで相性のいい医師を見つけ出すことかな?めんどくさいから今のままでもいいか。3番目は一歩と名づける予定です。山越えをしたときにはお腹にいたんだから。丈夫なんでしょう。