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カテゴリ:チラシの裏
今回は、チラシの裏的な話。
”株式に全金融資産以上を突っ込んでいるお前が言うな”的話題ではあるのだけど、 ”会社は誰のものか”、”会社は何のために存在しているのか”というようなことを、時々考える。 a.会社は株主のものに決まっている。仕組みがそうなっている。株主の利益を極大化させることが会社の務め。 b.会社は経営者のもの。株主は単なる資金の出し手。会社経営は会社役員の権利。 c.会社は経営者と社員のもの。自分の人生を委ねているんだもの。 d.会社は国家のもの。国の利益に貢献してこその会社。 e.会社は取引先や地域のもの。取引先や地域の支えがあってこそ、会社が成り立っているんでしょ。 色々な考え方がある。 どれも正しいし(b.だけはちょっと嫌かな)、行き過ぎるとどれも間違いなんだろうと思う。 よく、株式界隈では a.の立場から話が展開されることが多いように思うけど、行き過ぎると色々弊害がある。 特に、短期的な株主の利益を追求するあまり、レバレッジを上げ過ぎたり、資産を切り売りしたりで会社の長期的な存続を危うくしたり、 従業員を単なるコストとして扱ったり、 そんな会社ばっかりだと、普通の人にとって暮らしにくい世の中になるだろうし、そんなことだと”株式会社”という仕組み自体を見直せってことになるだろう。 人々(社員や取引先とか、広くは消費者・市民とか)の暮らしというのは、手段ではなく目的だと思うし、 一方”株式会社”というのは、目的ではなく手段だと思うので、 手段が目的の実現に役に立たないとなれば、手段(”株式会社”という仕組み)を見直そうということになる。 そうならないように、あらゆるステークホルダーのことを考えた、バランスの良い会社であって欲しいな。 とか、なんだか、青臭い話で、恐縮です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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