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カテゴリ:へそまがり流投資手法
週末は、春競馬を締めくくる宝塚記念。
12頭立てのレースで、大本命不在の中、ゴールドシップ、ウインバリアシオン、ジェンティルドンナあたりが有力とされているようだ。 ちなみに、私は、競馬の才能が無いことが分かっているので、予想はしません(ノ_-。) で、競馬と株式投資は共通点があるなー、というのが今回の話題。 1.馬券の買い方 才能が無い私が言うのもなんですが、 競馬は、強い馬を買えば儲かるという単純なものでは無い。 オッズと見比べて、あまりに人気化しているようだと、買ってもしょうがない。単勝3倍なら買える馬でも、1.3倍なら、果たして・・・。といった感じ。 一方、じゃあ、倍率の高い馬を買えばいいかというと、それまた違う。いくら、単勝30倍でも、まったく用無しの馬はだめ。まあ、展開のアヤなど加味して、ちょっとでも見込みがあれば検討の価値有りなのですが。 2.株式投資では 人によって捉え方は違うと思うけど、私の中での株式投資の判断は、 以前、へそまがり流の投資判断のコツ で書いたように、 単純化すると、 多くの人の評価:高 自分の評価:高・中・低 → いずれも投資対象外 多くの人の評価:中 自分の評価:高 → 投資対象 自分の評価:中・低 → 投資対象外 多くの人の評価:低 自分の評価:高・中 → 投資対象 自分の評価:低 → 投資対象外 オッズと、馬柱とかパドックを見比べて馬券を買うのとなんか似ている。 3.株式投資におけるオッズに相当するものは では、株式投資で”多くの人の評価”が高いとか低いとか、競馬におけるオッズに相当するものは何か。 昔の額面50円時代は、株価=多くの人の評価 と考えても良かったと思うのだけと、今は株価自体はほとんど意味が無い。 ずばり、PERやPBRがオッズに相当するのだと思う。 PERやPBRが低いというのは、会社の利益や純資産に比べて株価が低いということで、多くの人が会社の将来を悲観しているということ。つまりオッズが高い人気薄の馬に相当する。 PERやPBRが高いというのは、会社の利益や純資産に比べて株価が高いということで、多くの人が会社の将来を楽観しているということ。つまりオッズが低い本命馬に相当する。 競馬で、単純に強い馬やオッズの高い馬を買うのではなく、馬とオッズを見比べて買うように、 株式投資でも、PERやPBRの高低でその会社に対する一般的な評価を把握した上で、自分なりの判断を加えていくものだと思う。 まあ、競馬はせいぜい16頭立てなのに対して、株式投資は3500頭立て(日本だけでも)なので、一般的な評価といっても、マイナー銘柄までは検討が及んでいないというのが実態なのだろうけど。 それと、競馬は7割返しのマイナスサム(参加者全員合わせると損をする)のゲームなのに対して、今の株式投資の”買い”はおそらくプラスサム(参加者全員合わせると得をする)のゲームだろうと思うので、その点も競馬よりは気が楽なのだけど。。。 ということで、いつものように与太話でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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