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カテゴリ:へそまがり流投資手法
なんと、本日も、競馬ネタ。
前回の日記を読み返してみると、書ききれてない様に思ったもので。 ちなみに、前回:競馬と株式投資の共通点 ところで、宝塚記念の金曜前売りオッズ、 7 ウインバリアシオン 単勝2.9倍 複勝1.1~1.1倍 11 ゴールドシップ 単勝3.1倍 複勝1.5~3.9倍 6 ジェンティルドンナ 単勝3.8倍 複勝1.6~4.5倍 馬連上位人気 7-11 5.6倍、6-7 6.1倍、6-11 9.7倍、1-7 15.2倍、7-10 16.5倍 うーん。 G1未勝利のウインバリアシオンが1番人気、連勝式の柱ですか。大崩はしないけど勝ちきれないレースばかりで、1番人気の器なのかなー。 で、牝馬とはいえG1を6勝もしているジェンティルドンナが3番人気と。確かに、休み明け、重馬場、右回りと不安材料もあるけど、ドバイG1は圧勝だったし実績は抜けてるような気がするんだけどなー。 とかなんとか、オッズを見ながら自分なりの考えを加え、馬券を検討していくわけなのだけど、(競馬の才能が無いのは分かっているので、予想結果は書きませんが(ノ_-。) ) 1.株式投資にあてはめると(前回のまとめ) 株式投資では、PERやPBRがオッズに相当するのだと思う。 PERやPBRが低いというのは、会社の利益や純資産に比べて株価が低いということで、多くの人が会社の将来を悲観しているということ。 PERやPBRが高いというのは、会社の利益や純資産に比べて株価が高いということで、多くの人が会社の将来を楽観しているということ。 PERやPBRの高低でその会社に対する一般的な評価を把握した上で、自分なりの判断を加えていくものだと思う。 というところまで、前回書いたのだけど、 2.自分なりの判断の例 ”自分なりの判断を加えていく” というところを、もう少し詳しく書いてみたい。 私は、へそまがりなので、その一般的な評価は本当か、なぜそんな評価になっているのだろうか?と疑ってみることとしている。 PERやPBRが高い会社というのは、将来的に利益が伸びて、会社の業績が株価に追い付いて来ないといけないし、一般的にはそのように見込まれているということなのだけど、 へそまがり的精神で斜に構えて見てみると、”相場のテーマに合致しているだけなのでは”とか、”ヒット商品が過剰に期待されているだけでは”とか、”IPOとか踊る阿呆に見る阿呆的かりそめの夢なんでは”とか、そんなのが割りと多い。 それに、仮に業績が伸びても、既にある程度は株価に織り込まれた状態になっているので、”勝ったけど元返しか”的な割に合わなさもある。 なので、私としては、PERやPBRが高い会社を買うのは、業績の伸びによほど自信がもてる銘柄に限定している。 一方、PERやPBRが低い会社は、会社の業績が横ばいでもかまわないし、一般的にはジリ貧と見込まれているということなのだが、 へそまがり的精神で斜に構えて見てみると、確かに、”市況商品を扱っているので好業績は一時的だな”とか、”単発のヒット商品に依存しているだけなので継続性は疑問だな”とか、評価が低いのももっともだ、というような銘柄も多いのだけど、 ”福証、名証銘柄などで流動性が低いので敬遠されているけど、そんなの会社の価値とは関係ないよね”とか、”会社をつぶしかねない訴訟を抱えているから低評価なのも分かるけど、そんな確率1割もないよね”とか、”部品メーカーなのでセクター丸ごと低評価だけど本当のノウハウは部品メーカーにあるよね”とか、評価が低いうちに買っておきたい銘柄も多く発掘できる。 それに、仮に業績がジリ貧になっても、既にある程度は株価に織り込まれた状態になっているので、ある意味セーフティーネット付き。 そういうことなので、PERやPBRが低い会社への投資では、”しめしめ儲かりそう”という感覚とともに、しっかり業績を積み重ねている企業に対して何故こんなに評価が低いのだろうという”怒りとか哀しみ”に似た感覚も少し持っている。そういう感覚が自分の中での投資への原動力になっているのだろうなとも思う。 最後、話が逸れてしまったけれど、競馬の話題はこれで終了(おそらく続きません)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 28, 2014 07:03:36 AM
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