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カテゴリ:チラシの裏
二番煎じどころか五番煎じぐらいなネタなのだけど、パクリ投資について思うところをチラシの裏に書いてみたい。
株を買うときに、誰かが買った銘柄、推奨している銘柄を参考にする”パクリ投資”。 私も、昨年ぐらいから何名かのセンスの良いブロガーや、某アクティブファンドをパクルことが多く、成績もそこそこ良いように思うのだけど、若干後ろめたいような気がしなくもない(でも、損得だけで見ると、パクられた人は若干なりとも得をしているような気もする)。 さて、一口に”パクリ投資”と言っても、大きく3つの類型があると思う。 1.目の付け所に同意しての買い 誰かの、ある銘柄の分析に納得して、 または、それを参考にして、自分なりに分析を加えて買うというもの。 おそらく、もっともオーソドックス。私も、最近、この手の銘柄が結構多い。銘柄を探したり、多角的に分析したりする手間がかなり節約できる。 銘柄の中身に納得しての投資なので、バリュー投資的にじっくり取り組むことが可能かも。 ブロガーの皆様、某アクティブファンド様、たびたびパクらせていただいております。ありがとうございます。 2.特定の者が買うまたは推奨すること自体が材料になる場合 影響力の大きい者に追随する、いわゆる”提灯を付ける”ような手法。 大昔だと、最大手の〇村証券の〇村週報で推奨されると、必ず上がると言われていた。全国の支店の担当者が一斉に顧客に薦めるのだから上がって当然。VIPは、週報発行の前日に手に入れることができたというような、まことしやかな噂もあったけど、どうだったのだろうか? 私の思い出としては、週刊誌に連載を持っていた浦宏さんの推奨銘柄をチェックしていた時期があった。バブル崩壊後の暗黒の時代に、めったに推奨しないのだけど、推奨すると必ず上がるので楽しみにしていたのだけど、ほどなく連載がなくなってしまった。 最近では、某アクティブファンドが買っている銘柄を、某アクティブファンドが買ったということだけを根拠に買ってみたりした(通常の投資と比べて、下落時に心理的ダメージが大きいので、あまり良くないようだ)。 トレンドフォロー的な投資なので、機敏な立ち回りが必要かも。 3.雰囲気に流されて 多くの人が買っているから、自分もなんとなく買ってみたくなる。 統計を取ったわけではないけど、こういう投資の仕方は、あまり良い成果はでないように思う。なぜなら、みんなが買ってしまったら、次に買う人がいなくなってしまうから。 4.最後にもっとも大切なこと 普通の投資でも同じなのだけど、 パクリ投資でも、結局、投資の決断をしたのは自分自身だし、結果がどうであれ自分の責任であるということ強く自覚していることが重要。 投資は、損をしても得をしても自己責任なのである。 と、実に、あたりまえの締めくくりで、今回はここまで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 16, 2014 11:45:26 PM
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