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カテゴリ:チラシの裏
円安傾向が続いている。
今回は、少し頭の体操的に、ハイパー円安の可能性について。 投機筋から円売りを仕掛けられたら、日本は円を防衛できるのだろうか? 現状では、結構円安になったと思うのだけど、貿易赤字、所得収支の黒字で経常黒字という構造のようだ。 (参考) ・10月の経常黒字8334億円 黒字は4カ月連続(日経新聞) 産業構造的に、さらに円安に振れても劇的に貿易黒字が積みあがるようなことは想像しにくい。もはや日本は、そういう産業構造には無いようだ。 なので、円安攻撃がなされたときに、貿易収支面からの歯止めは掛からないだろう。 また、日本人の金融資産は今のところ円建てのものが大半だと思うのだけど、円安をきっかけに、日本円への信頼が損なわれていく感覚になるとすると、外貨への逃避が進む可能性もある。よく分からない。 最後に、金融当局の円買い介入は?。 市場にショックを与えるための単発の介入はあるにしても、継続的な自国通貨買いの介入は難しい。自国通貨売りの介入は無限にできても、自国通貨買いの介入は有限。外貨準備に限度があるから。 というようなことで、黒田バズーカを逆手に取られ、国際的な投機筋からハイパー円安を仕掛けられると案外脆いのでは、と妄想してみた。 1ドル200円とか、昔の360円に戻るとか、案外あるかも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Dec 9, 2014 07:50:02 AM
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