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カテゴリ:チラシの裏
ギリシャも折り合って、中国も官制相場ながら一応落ち着きを見せている。で、日本株も反発。
ということで、日本市場もなんだかほっと一安心な雰囲気。 そうすると気持ちも前向きになり、何事も楽観的に見えてきてしまう。 1.中国マネーの行方 例えば、中国マネー。 もし、私が中国人で中国株に投資してきたとする。なんとか高値で売り抜けて、現金化したとする。そのお金をどうするか。 もう、中国の株や中国の不動産には投資したくないと思うだろう。今回のドタバタを見ると、中国はやはり共産党支配の社会主義国で便宜的に資本主義的制度を取り入れているにすぎないと思い至る。いつ何時、売買停止になったり、悪くすると株式会社という仕組み自体にも大きな変更があるかもしれない。そんなところにお金を突っ込みたくない。 不動産にしても、土地はすべて国有で、個人には利用権的なものがあるに過ぎない。やはり、制度的に不安があり、収益還元的な価値をはるかに超える値段で持っているのはとても怖い。 では、どうするか。 隣の国に、はるかに制度が安定しており、個人の権利も確立している国、日本があるではないか。 しかも、株価も不動産価格も中国に比べれば本源的価値の裏付けのあるリーズナブルな価格。 もう、リスクヘッジ的にも日本株、不動産に投資する選択肢が魅力的に見えて仕方がないだろう。 というようなことで、楽観シナリオ的には、中国マネーの日本への流入が加速するなんてことも。 2.市場の雰囲気に逆らう だけど、こんな浮かれた考えが浮かぶ時こそ、株を買うのは慎重にしとかなければならないのかもしれないと思う。 市場の雰囲気が一変して良くなったので、私は今日は売り注文のみの予定。先週拡大したレバレッジを少し戻しておきたいと思っているところ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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